つい先日、試験勉強をしていた息子が「お父さん、この村山さんていうのはどういう人?」と村山元首相のことを聞いてきました。
息子は1999年生まれです。
したがって村山元首相のことは生まれる前のことで記憶にないのです。
私からするとまだつい最近の総理のような感覚がありますが、息子にとっては歴史上の人物です。
息子と話していて、自分がその時代に生きていて体験したことと、歴史上の出来事として学ぶのとでは感覚が全く異なるということに気づきました。
戦後69年が経過し、圧倒的多数の人にとって戦争は歴史上の出来事になってしまっています。
それだけに戦争を実際に体験された方々の感覚を私たちは大切にしていかなければなりません。
さもないといつかまた悲惨な“歴史を繰り返す”ことになりかねません。