名古屋音羽の会で清水寺の森貫主様の法話をうかがいました。
もっとも印象に残ったのは「心がすべての発信源」という言葉です。
「自分の心の持ちようによって世の中はよくも悪くもなる。だから常によいことを思い、悪いことは思わないようにしなさい」と諭されました。
貫主様はまた「心がすべての発信源」であることを示す一例として、ユネスコ憲章の前文の「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という文言も挙げられました。
これにはゾクッとしました。
戦争さえも私たちの心が生み出すものなのです。
「心がすべての発信源」という言葉、きわめて重い言葉としてかみしめたいと思います。