ソチオリンピックの女子フィギュアスケートでSPでまさかの16位と出遅れた浅田真央選手が、フリーでは自己最高得点となる見事な演技で6位入賞をしました。
真央ちゃんは私の地元名東区在住でもあり、悲願の金メダルを取れなかったのは残念ですが、フリーの演技は見る者すべてに感動を与えてくれました。
オリンピックにおける女子フィギュアスケート史上に残る名演技でした。。
その意味では金メダル以上に、今後とも末永く人々の記憶に残る快挙を成し遂げたといっていいと思います。
SPのときの真央ちゃんは「心ここにあらず」といった感じでした。
そのことはSP後のコメント、「終わってみて、まだ何も分からないです。自分の思っているような演技が全然できませんでした。自分の体がうまく動かなかった。なかなか自分のいつもの練習のような状態にならなかった」からもうかがえます。
全生庵の平井住職は「坐禅のすすめ」で「不動心とは、心を動かさないで行動することではありません。どんな行動をしているときも、そこに一体となっている心があること」と言っていますが、SPのときの真央ちゃんは心と身体がバラバラになっていました。
しかしフリーのときは、心と身体とが完全に一体となっていました。
最後の最後で“不動心”になったのです。
それがあの感動の演技につながりました。
さすが真央ちゃんです。
感動をありがとう!
そして本当にお疲れ様でした!