2月18日（土）。
早朝6時50分佐賀発の飛行機に乗り込み一路東京へ(^-^)。
8時20分羽田着。（この日は8時10分ごろ到着しました）
もう朝の8時半前には東京に降り立っているわけで、ホント便利な世の中だな～って実感しますね。
すぐに品川まで移動。
朝９時から１泊２日の缶詰め合宿の始まりです（笑）。
まずは、若手官僚および若手経営者との意見交換会。
「いまの日本の問題点」
「その解決策をどう考えるか？」
といった内容で、自己紹介も交えながらそれぞれの想いをぶつけ合いました。
班に分かれて意見のまとめを行ない、各班で発表。
今回は初めての顔合わせということもあって、細かな具体案ということではなくて大きな枠で自由に意見を述べるにとどめました(^-^)。
とはいえ、それぞれの想いが交差する大変貴重な場になったことは間違いありません。
佐々木信夫先生による講演。
演題は「この国をどう変えるか」
講演の中で
「政治は設計、行政は執行」
という言葉が出てきて、ハッとしました。
というのは、私の前職は技術者。いろいろな装置を設計していました。
いまは社会のしくみを設計することに携わっているのだという気付きです。
「技術屋から政治なんて、人生どうなるか分からないもんだな～」などと呑気に思っていましたが、「設計」という部分ではつながっていたんですね。なんだか妙に納得してしまいました（笑）。
また、議員定数の考え方について
●地域の不均衡を是正するという意味では「定数＝多」←監視重視
●都会型で立法中心に活動するところでは「定数＝少」←少数精鋭
ということを教えて頂きました。
さて、我が神埼市はどちらを目指すのか・・・
市民の皆さんと議論させて頂かなければなりませんね。
続いて、
倉山満先生の講演。
私と同い年の先生です(^-^)。
まずは歴史の事例を紐解きながら日本人の資質について面白いお話を語って頂きました(^-^)。
例えば・・・
幕末に黒船が来た。
ペリーの意図としては日本との交渉を有利に進めるために黒船を使って日本人を思いっきり脅して心の底から怯え上がらせたかったわけです。
でも、実際には恐れおののいて逃げ惑うこともなく・・・
港には黒船を一目見ようと見物客が大勢押し掛け・・・（笑）
船の姿を丁寧にスケッチし・・・（笑）
あわよくば黒船を我がものにしたいと欲しがり・・・（笑）
そして、10年後には実際に乗り回すほどになった。
なんなんだ！この楽天的な反応は！
というようなことですね。
これじゃ、西洋列強もある意味戸惑ったはずです。
松陰先生なども、ビビるどころか黒船に乗り込もうと試みるわけですから(^-^)。
ペリーからしてみれば、威圧感たっぷりの黒船で脅せば日本人などクモの子を散らすように逃げ惑うはずだと思っていたのに、なんで向こうから大挙して船に近づいてくるんだ？？こいつら怖いと思わないのか？？というような戸惑いがあったかも知れませんね。( ´艸｀)
そういった日本の歴史や文化などに触れつつ、話は本題である憲法へ。
大日本帝国憲法の意味、日本国憲法の意味。
憲法とは一体何なのか？その国にとってどういう位置づけなのか？
どこに問題があるのか？
今後の憲法は・・
といった内容で熱い講義をして頂きました。
いまの憲法は平時（分かりやすく言えば平和なとき）にしか対応出来ません。
平時に対して、戦争に限らず天災によって有事となった場合のことが残念ながら想定されていません。
確かに戦争は避けなければなりません。そういった意味において「平和憲法である日本国憲法を戴いている我が国は戦争に巻き込まれることはない！」という理屈は百歩譲って分からなくもないのですが（もちろん、そんな理屈は平和に対する努力放棄としか思えませんが・・・）、「では、平和憲法を持っていれば、天災から免れるのか？」と問われた時に、護憲派の方々はどうお答えになるのでしょうか？
そういった議論をこれからどんどん展開していかなければなりません。
我々のやるべきことは山積みですね(^-^)。
続いて、
尾崎知事の講演。
本日、高知県より駆けつけて頂きました(^-^)。
・官僚を排除するのではなく、官僚を使いこなす本来の意味での政治主導が大事。
・必要なところに適切に人事権を持たせる。最後のパワーは人事権なのだから。
・官僚が省益のために働くことを是正するために、各省庁ごとではなく国の役人として採用すべき。
・外交の弱さが歴然。例えば財務省の職員数＝75000人。対して外務省の職員数＝5500人。これでは各国の駐在員の人数が限られてしまい、外交力が高まらない。
・国は地方を把握出来ていない。地方はそれぞれに問題が違う。だから、地方が国の決定にどんどん絡んでいくべき。
といった内容で、弁舌爽やかに語って頂きました(^-^)。
さすが、元大蔵官僚というだけあって、素晴らしく頭がキレる印象を受けるトークでした。
そして、本日最後のプログラム。
その名も「首長サミット」
司会は我らが鈴木英敬知事。
本日、三重県から駆けつけてくれました(^-^)。
写真向かって右から
神奈川県鎌倉市の松尾市長。
大阪府松原市の澤井市長。
そして、高知県の尾崎知事。
●地方の自立
●首長と議会の関係
●若手政治家グループへの期待
といった内容でのトークセッション。
大変盛り上がりました。
本日の研修はこれまで。
今日もたくさんの気付きを頂きました(^-^)。
ものすごく充実した研修初日となりました。
その後、懇親会。
そして、車座になって夜更けまでの情報交換や意見交換の議論が続きました。
ありがとうございました(^-^)。
早朝6時50分佐賀発の飛行機に乗り込み一路東京へ(^-^)。
8時20分羽田着。（この日は8時10分ごろ到着しました）
もう朝の8時半前には東京に降り立っているわけで、ホント便利な世の中だな～って実感しますね。
すぐに品川まで移動。
朝９時から１泊２日の缶詰め合宿の始まりです（笑）。
まずは、若手官僚および若手経営者との意見交換会。
「いまの日本の問題点」
「その解決策をどう考えるか？」
といった内容で、自己紹介も交えながらそれぞれの想いをぶつけ合いました。
班に分かれて意見のまとめを行ない、各班で発表。
今回は初めての顔合わせということもあって、細かな具体案ということではなくて大きな枠で自由に意見を述べるにとどめました(^-^)。
とはいえ、それぞれの想いが交差する大変貴重な場になったことは間違いありません。
佐々木信夫先生による講演。
演題は「この国をどう変えるか」
講演の中で
「政治は設計、行政は執行」
という言葉が出てきて、ハッとしました。
というのは、私の前職は技術者。いろいろな装置を設計していました。
いまは社会のしくみを設計することに携わっているのだという気付きです。
「技術屋から政治なんて、人生どうなるか分からないもんだな～」などと呑気に思っていましたが、「設計」という部分ではつながっていたんですね。
なんだか妙に納得してしまいました（笑）。また、議員定数の考え方について
●地域の不均衡を是正するという意味では「定数＝多」←監視重視
●都会型で立法中心に活動するところでは「定数＝少」←少数精鋭
ということを教えて頂きました。
さて、我が神埼市はどちらを目指すのか・・・
市民の皆さんと議論させて頂かなければなりませんね。
続いて、
倉山満先生の講演。
私と同い年の先生です(^-^)。
まずは歴史の事例を紐解きながら日本人の資質について面白いお話を語って頂きました(^-^)。
例えば・・・
幕末に黒船が来た。
ペリーの意図としては日本との交渉を有利に進めるために黒船を使って日本人を思いっきり脅して心の底から怯え上がらせたかったわけです。
でも、実際には恐れおののいて逃げ惑うこともなく・・・
港には黒船を一目見ようと見物客が大勢押し掛け・・・（笑）
船の姿を丁寧にスケッチし・・・（笑）
あわよくば黒船を我がものにしたいと欲しがり・・・（笑）
そして、10年後には実際に乗り回すほどになった。
なんなんだ！この楽天的な反応は！
というようなことですね。
これじゃ、西洋列強もある意味戸惑ったはずです。
松陰先生なども、ビビるどころか黒船に乗り込もうと試みるわけですから(^-^)。
ペリーからしてみれば、威圧感たっぷりの黒船で脅せば日本人などクモの子を散らすように逃げ惑うはずだと思っていたのに、なんで向こうから大挙して船に近づいてくるんだ？？こいつら怖いと思わないのか？？というような戸惑いがあったかも知れませんね。( ´艸｀)
そういった日本の歴史や文化などに触れつつ、話は本題である憲法へ。
大日本帝国憲法の意味、日本国憲法の意味。
憲法とは一体何なのか？その国にとってどういう位置づけなのか？
どこに問題があるのか？
今後の憲法は・・
といった内容で熱い講義をして頂きました。
いまの憲法は平時（分かりやすく言えば平和なとき）にしか対応出来ません。
平時に対して、戦争に限らず天災によって有事となった場合のことが残念ながら想定されていません。
確かに戦争は避けなければなりません。そういった意味において「平和憲法である日本国憲法を戴いている我が国は戦争に巻き込まれることはない！」という理屈は百歩譲って分からなくもないのですが（もちろん、そんな理屈は平和に対する努力放棄としか思えませんが・・・）、「では、平和憲法を持っていれば、天災から免れるのか？」と問われた時に、護憲派の方々はどうお答えになるのでしょうか？
そういった議論をこれからどんどん展開していかなければなりません。
我々のやるべきことは山積みですね(^-^)。
続いて、
尾崎知事の講演。
本日、高知県より駆けつけて頂きました(^-^)。
・官僚を排除するのではなく、官僚を使いこなす本来の意味での政治主導が大事。
・必要なところに適切に人事権を持たせる。最後のパワーは人事権なのだから。
・官僚が省益のために働くことを是正するために、各省庁ごとではなく国の役人として採用すべき。
・外交の弱さが歴然。例えば財務省の職員数＝75000人。対して外務省の職員数＝5500人。これでは各国の駐在員の人数が限られてしまい、外交力が高まらない。
・国は地方を把握出来ていない。地方はそれぞれに問題が違う。だから、地方が国の決定にどんどん絡んでいくべき。
といった内容で、弁舌爽やかに語って頂きました(^-^)。
さすが、元大蔵官僚というだけあって、素晴らしく頭がキレる印象を受けるトークでした。
そして、本日最後のプログラム。
その名も「首長サミット」
司会は我らが鈴木英敬知事。
本日、三重県から駆けつけてくれました(^-^)。
写真向かって右から
神奈川県鎌倉市の松尾市長。
大阪府松原市の澤井市長。
そして、高知県の尾崎知事。
●地方の自立
●首長と議会の関係
●若手政治家グループへの期待
といった内容でのトークセッション。
大変盛り上がりました。
本日の研修はこれまで。
今日もたくさんの気付きを頂きました(^-^)。
ものすごく充実した研修初日となりました。
その後、懇親会。
そして、車座になって夜更けまでの情報交換や意見交換の議論が続きました。
ありがとうございました(^-^)。