1月23日(月)。

もう1月後半ですね。
早いものです・・・。

午前中は原稿書き。φ(.. )
議会だよりの裏表紙に載せる記事を書いてます。

午後は議会広報編集特別委員会。
本日は、ゲラの校正作業2回目です。

そして、午前中に書き上げた原稿の校正も。にひひ

せっかくだから、今日書いた原稿を紹介します(^-^)。

平家と神埼とのつながり

今年のNHK大河ドラマは「平清盛」です。
このドラマの主人公である清盛は、言わずと知れた平家の棟梁。
平家と言えば「平家にあらずんば人にあらず。」と言われるほどの栄華を極めた武家の一門ですが、その繁栄の基礎を作ったのが、ここ神埼の地でることを皆さん御存知でしょうか?
その昔、神埼の地は朝廷直轄領である院領で「神埼荘【カンザキノショウ】」と呼ばれており、その広さは三千町歩【チョウフ】だったとも言われています。
ドラマの中で三上博史演じる「鳥羽上皇」の時代、中井貴一演じる「平忠盛」が瀬戸内海の海賊を討伐した功績により「神埼荘」を管理支配することを許されます。そして中央から遠く離れた神埼の地を手に入れた忠盛は、中国の「宋【ソウ】」との密貿易で巨万の富を築いていきます。当時、宋からの交易船は博多湾に入港し、太宰府が貿易を管理していました。しかし、その管理を嫌って有明海から入ってくる宋船もあり、忠盛は太宰府の目を盗んで、この有明海から入ってくる宋船と直接貿易を行なっていくのです。このようにして得られた潤沢な資金によって、忠盛は息子の清盛とともに中央政界で勢力を伸ばしていったと考えられます。
実際に宋との貿易を裏付けるように、神埼町三丁目あたりからは宋のお金である「宋銭」がたくさん出てきておりますし、サピエやマルキョウが建っているあたりからは、宋から持ち込まれたと思われる「青磁」が多数出土しております。
こういった「平家と神埼とのつながり」を踏まえてドラマを観れば、また違った楽しみ方が出来るのではないでしょうか。
なお、2月26日(日)の放送では、本編終了後に流れる「清盛紀行」のコーナーにて神埼のことが紹介されますので、ぜひともお見逃し無く。

おわり

さあ、2月26日が楽しみだ!(^-^)

Enjoy!神埼!