11月18日(金)。

夕方から博多へ移動。

本日は林英臣政経塾政治家天命講座の九州講座11月例会でした。

本日の講義は「武士道について」。
山鹿素行の教え、それと葉隠の教えについて学びました。
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山鹿素行の教えより

「聖人を以て人を期し、全徳を以て人を議すれば、終身其の人を得ず。」

分かりやすく言い換えると、
「完璧な人間を待ち望み、欠点が無いことを前提に人を論じれば、結局そんな人間なんて居ないよ。」ってことです。

ついつい、社会はそんな完璧な人を求めてしまいがちですが、少々くせ者だって大目に見てやれる”ゆとり”というか”遊び心”が必要なのかも知れません。いまそういったゆとりが社会にはありません。もっと”社会の器”というものを大きくしなければならないように感じる今日この頃です。
世の中ちょっとギスギスし過ぎてますよね。にひひ

武士にとっての刀とは、一生肌身離さず携えるもの。使わないときは、しまっておく「道具」とは明らかに違うものです。
そして、抜く時には生死をかけた覚悟が必要。
その瞬間がいつなのかは分からない。
しかし、抜く時は躊躇なく一気にバッサリと。
そのための体の鍛錬と刀の手入れは怠ってはいけません。
そして、その瞬間は一生来ないのかも知れない。
それが武士の心構え。

では、政治家にとっての「刀」とは?
抜くときには覚悟が必要で、
抜くからには相手を斬り伏せる斬れ味が必要で、
いつでも抜けるように日ごろからの鍛錬を怠らず、
肌身離さず携えているもの

さあ何でしょうか?(笑)

といった内容をとても熱く語って頂き、我々の腹に落とし込んでいきます。

その後、徹底討論。
そして深夜になっても終わらない議論。

ありがとうございました。