5月11日(水)。

本日は後から上京して来た同僚議員とともに茨城県神栖市周辺を視察させて頂きました。

ちょうどお昼頃に羽田着の便にて上京して来た同僚議員4名を迎えに羽田空港へ。

無事に合流し、そのままレンタカーを借りて湾岸線から東関東道路を抜けて潮来【イタコ】ICへ。

まずお邪魔したのは
創懐食「さが伴」
茨城県神栖市大野原4-6-30

オーナーの納富さんは佐賀出身。
佐賀への思い入れが強い御仁で、「さが伴」で出される料理のほとんどは佐賀から仕入れられているとのことでした。
もちろん、お皿や食器も有田焼や伊万里焼。
各個室の名前も「唐津」「伊万里」「佐賀」など佐賀県の市名になっています。
神埼も合併により市になっていますので、部屋名に入れてもらえるように頼んでおきました(^-^)。
お昼を頂きましたが、とても美味しかったです。ニコニコ

その後、オーナーの案内で潮来市日の出地区へ。
道路はボコボコです。
建物もどちらかに傾いているような状態。
電柱は傾いている状態ですが、地震後はほとんどが倒れていたようです。
あの地震発生からちょうど2ヶ月が経過しています。
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オーナーによると、地震後1ヶ月は飲食店街は真っ暗だったとのこと。
いまは少しずつお客さんが入っているようでした。

次に、神栖市掘割地区へ。
新興住宅街といったところでしょうか。
こちらも道路がボコボコです。
どの家もどちらかに傾いているような状態。
火災で焼けてしまった家もそのままでした。
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このあたりは埋め立て地とのことで、液状化によって建物や電柱が傾いて大変のようです。
もう、車内の誰も言葉を発しなくなってしまっています。
写真では分かりにくいですが、どの家も傾いています。
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こちらは、浄化槽が液状化により地下から浮き上がってしまっています。
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新興住宅街の造成中だったとみられる道路。
大きく地盤沈下しているところにマンホール部分が浮き上がっているような状態です。
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結構な雨が降っていたという以外にも、心情的にあんまり写真を撮るのも憚られたので、これくらいしか写真がありませんが、細い河川にコンテナなどが浮いたまま撤去されていないところもありました。

テレビで放映されているような甚大な被害ではないのですが、こちらも大変な被害であることは間違いありません。
こういった報道されない被災地の復興が逆に遅れるようなことが無いように気を配らなくてはならないと感じました。

神栖市では、地震から2ヶ月が経過して水道はつながっていますが飲用には適せず、いまも給水が行なわれています。
一日も早い復興を願わずにはいられません。

神栖市役所にも立ち寄らせて頂きました。
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ここで教えて頂いた教訓を神埼市の防災へ反映させて頂きたいと思います。
ありがとうございました。

次は機会をつくって、東北のほうでボランティア活動をさせて頂こうと思っています。