2月11日(金)。

本日は建国記念日。
神武天皇が紀元前660年のこの日(旧暦では元旦)に即位された日とされます。(祝日の制定の過程でちょっと日付が前後しています)
そのため、この日を今でも「紀元節」と呼ぶこともあります。

紀元前660年から数えると今年は2671年。
そこから年を数えて、日本では皇紀2671年という言い方をする場合もあります。
ただし、天皇の存在はそのまま神話に直結していますので、天照大神から続く歴史というものを考えると日本は神話から連綿と続く気が遠くなるほど長~い歴史を持った国ということになりますね。ニコニコ
そのため「建国」というと”誰かが意図的に”国を建てたような意味にも取れるために、文言が適切では無いという意見もあったそうで、肇国【チョウコク】とすべきだと言われる方もいらっしゃるそうです。
この「肇」とは「始める」の意。
自然発生的に国の形を成してきた日本の歴史の流れの中で、一つの区切りとして神武天皇が即位されたという見方をすれば、確かに「肇国」のほうが良いように思えますね。
それだけ日本という国は自然な流れで出来上がってきた国だということだと思います。

ちなみに私の父親は昭和16年2月生まれ。
昭和15年が皇紀2600年ですから、まあ早生まれということで私の祖父が、息子(私の父親ですね)の名前にこの”皇紀”から「紀」の文字を入れて「武紀」としたそうです。
で、私は父親から「紀」をもらって「裕紀」となりました。ニコニコ

あと、話が逸れますが皇紀2600年といえば昭和15年であることは述べましたが、当時の軍用機は採用年次の皇紀の下2桁を型式に用いる規定がありました。この年に採用された軍用機が、かの有名な零戦【レイセン/ゼロセン】ということになります。

と、前置きが長くなりましたが、本日は午前中は事務所(になる予定の部屋にひひ)の整理。
整理の基本は「捨てること!」。
ということで、出来るだけ捨てようとするのですが、基本的に部屋の中にあるもののほとんどが父親のもの。
いちおう本人におうかがいを立てながらの作業となりますので、時間がかかりますf(^-^;。

午後は、明日のライブの打合せ&セッティングのため佐賀市へ。
次の用事があったので、わずか30分で退散させて頂きました。
バンドのメンバーおよびスタッフの皆さん、すみません・・・。(*v.v)。

夕方から福岡天神へ移動。
本日は林英臣政経塾政治家天命講座でした。
本日のテーマは中国思想。
「儒家」「道家」「法家」「兵家」など、「諸子百家」について学びました。
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諸子百家【ショシヒャッカ】の「子」とは”先生”のこと。
さっと思いつくところでは「孔子」「孟子」「韓非子」などについている「子」ですね。
それぞれ、孔”先生”、孟”先生”、韓非”先生”という意味となります。
間違っても、小野”妹子”と同じノリで名前と思ってはいけませんよ(笑)。
で、「家」とは”思想体系”のこと。

つまり諸子百家とは、たくさんの”先生”方によるたくさんの”思想体系”という意味です。

ほんのちょっとだけ紹介しますと、

儒家(=孔子)ばかり勉強すると「なんでも白黒はっきり付けたがる」狭い人間になる。

道家(=老子)ばかり勉強すると「なすがまま。どうにかなる」的な人間になる。

法家(=韓非子)ばかり勉強すると「人間不信。人の裏ばかり読む」ような人間になる。

兵家(=孫子・呉子)ばかり勉強すると「テクニックに走りがち」な人間になる。

というわけで、何事もバランスが大切ということになりますね。

講義の後は徹底討論。

その後の議論は明け方まで続きました。

熱の入った議論が続いたので、ライブでは声が出るのだろうか・・・(T▽T;)。