11月2日(火)。

昨日に引き続き福山市です。ニコニコ

本日は福山市政と鞆の浦で有名な鞆地区を視察させて頂きました。
まずは福山市議会の会議室にて説明。
福山市は人口47万人。面積は518平方km。
(ちなみに神埼市は人口3万3千人。面積は125平方km。)
市の沿革や特別会計などについて説明して頂きました。
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次に鞆の浦がある鞆地区についての説明。
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鞆地区では『歴史と景観』と『生活基盤』の狭間で「鞆の浦」が揺れているという状況を説明して頂きました。

一通り説明を受けたあと、バスに乗って鞆の浦へ。
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鞆の浦に到着しました。
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綱をつなぐ石です。
船宿の名前が刻まれていて、お客の船を自分の店の石につないだそうです。
こういった細部に歴史を感じますね。
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鞆の浦を訪れる観光客数は年間170万人。
特に最近は『龍馬伝』の放映もあって、いろは丸事件で龍馬たちと紀州藩との最初の交渉の場となった鞆の浦は経済効果に沸いているとのことでした。
ここまで聞いただけでは、「それは本当にスバらしいことですね!羨ましい!」ということになるのですが、ここからが難しい話になります。

まずは、この写真。
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歴史的な街並が今に残る細い路地です。
とても良い雰囲気ですね。
でも、この小道・・・、
たまに車が通ります( ̄□ ̄;)。

次に、この写真。
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さっきより、ちょっとだけ広いようですが、一般的に言ったら狭い道路です。
この道が、市街地を走る主要道路なんですって。
通勤通学の生活道路であり、観光客が流れ込む道路とのこと。
バスだって走り抜けて行きます(@_@)。

この未整備道路問題に加えて下水道整備の遅れや駐車場問題などが、住民の不安を募らせて人口減少につながり、それがまちの魅力と活力を低下させ、さらなる人口減少につながるといった悪循環が考えられるとのこと。
実際に1960年代に13000人ほどだった町の人口も今では5000人を下回っています。

そのため、市では魅力的な歴史的町並みを保全し、かつ観光客と人口の増につなげたいとして整備方針を掲げられているのですが、なかなか思うように進めることが出来ていないようです。
そのあたりの実情について細かく教えて頂きました。
とても勉強になりました。

いろは丸展示館もありました。
もちろん、『龍馬伝』が始まる前からあります(^-^)。
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こちらは、いろは丸沈没の責任を巡って龍馬たちと紀州藩との交渉の席が設けられた『對潮楼』。
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對潮楼の室内から眺める風景は絶景。
ちょうど窓枠が絵画の額縁のような感じでスバらしいです。ラブラブ!
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ちょうど、目の前を通っていく平成いろは丸。
いろは丸を1/3スケールで復元された船だそうです。
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こちらは『龍馬伝』の放映に合わせて造船されたもの(●´ω`●)ゞ。
予想通りの大好評で、もう元手を回収できたそうです。(°∀°)b

などなど、いろいろ見聞を広めることが出来ました。
帰る時には、龍馬観音が見送ってくれました(^-^)。
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ありがとうございました。

最後に尾道ラーメン(大盛り)を食べてから、帰路につきました。