7月25日(日)。

本日は『神埼市防衛協会防衛講演会』に出席しました。

神埼市防衛協会とは、防衛意識の普及高揚を図るために設立された団体です。

自衛隊に対する支援・協力を行ない、自衛隊の健全な育成発展に貢献するとともに地域社会の平和と発展に寄与することなどを目的としています。

本日の講演の演題は

『安全保障雑感~海洋法と安全保障~』
講師:自衛隊佐賀地方協力本部長
        原 圭三 一等陸佐

ということで、中国の脅威について、軍事面だけでなく法的なことや商業面から見た現状分析を論じて頂きました。

中国の防衛費と軍事費のこと
排他的経済水域のこと
日中中間線のこと
東シナ海ガス田問題のこと
尖閣諸島のこと
台湾海峡のこと
沖ノ鳥島のこと

など、対中国のことだけでもたくさんの懸案事項を抱えています。

さらに国内を見ても、国防の話になれば避けては通れない憲法問題。
例えば『専守防衛』。
現在、国籍不明機による領空侵犯があると航空自衛隊機がスクランブル発進して現場へ急行します。
その際、かならず2機(以上)で飛び立っていきます。

なぜか。

『専守防衛』の建前上、相手が撃ってくるまでこちらから攻撃出来ないからです。
「撃ってきたら反撃」って言いますけど、機関銃でバババババッっていうのでは無くて、誘導弾でロックオンして撃ってくるわけですから、撃たれたらほぼ撃墜されてしまいます。
そのための、2機なのです。
残った1機で反撃に出るわけです。

同じ日本人である自衛隊員に、こんな理不尽なスクランブルをさせている我々日本人って、どうなんですか?
あんまりだと思いませんか?

国防について、ちょっとだけ考えてみませんか?

あ、話がちょっとだけ逸れちゃいましたね。にひひ