奨学金新制度は月額3分の1とは? | 古川FPの気ままFPフォトメモ

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現在の大学生(短大、専門学校含む)の2人に1人が利用する

奨学金は日本学生支援機構が有名ですが

利用者が学生の2人に1人とは

学生を扶養する親のお金状態が如何に硬直しているかに思えます

現在は給付型はなく貸与型です

言い換えれば学生が卒業には返済しないといけない

借金です

その借入の返済が就職等での給料等で

返済に苦しんだり返済が滞ったり

若者には深刻な問題です

このことが晩婚化などに少なからず関係しているかもしれません?

しかし高額化した学費を奨学金という形で調達して

学ぼうとする学生が多いのも事実です

そんな経済的理由で奨学金返済に苦しむ若者の

負担を軽くしようと

文科省は毎月の返済額を最長で15年間

基本金額の3分の1に減額して

返済期間を延ばす制度を始めるようです

4月以降の年収325万円以下の利用者が利用できるようです

年収が325万円とは

ボーナスをならして12カ月で計算すると月が約27万円

ボーナスを夏冬で5カ月+12カ月で計算すると約19万円

ボーナス含め17ヶ月で月々19万円以下は

都市部の企業でなく地方では大半が該当するかも?

新年度になる4月からは

この奨学金制度が大きく変わります

返済不要の給付型奨学金が新しい学生からスタート

もう一方は

年収に応じて返済額が変わる「所得連動型返済制度」もスタート

現在借り入れている人は

無利子と有利子型のいずれの奨学金利用者も対象で

日経新聞では

無利子の利用者で毎月1万4400円の返済を15年続けるひとは

返済開始から歳超15年間は3分の1である月4,800円

16年目から月1万4400円に戻り返済総額は変わらないと紹介されています

返済する人は返済期間が長くなる代わりに

所得がアップするだろうとする期間まで低く抑えられた返済金

しかし

何年も返済しなければいけませんので

奨学金を利用して学ぶ人は

有意義な学生生活を送り

かつそれぞれが満足いく学びを行って欲しいですね!

少しでも余裕が有れば親が返済のお手伝いも・・・


情報元:日本経済新聞


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