いつもご覧いただきありがとうございます!おねがい

 

本日はハードウェア系の障害としてよくある「ドライブが認識しない」や「競合エラー」などについてお伝えしたいと思いますビックリマーク

 

なお、Windows/macOS/Linux等では経験済みです。。

chromeOSはあまりドライブを接続して運用する機会が少ないので今のところは遭遇したことがありません。。

 

 

  現象

主に、DVD(CD)/Blu-rayディスクドライブを接続したり、HDDやSSDの接続などOSがドライブとして認識するものを接続した際に、「認識しない」や「既にドライブ名(ドライブレター)は使用されています」といった症状が発生し、ドライブを使用できない現象。

 

 

  原因

①ドライブそのものが故障してしまった場合(元々認識していたものが表示されない場合)

②新品/中古のドライブを取り付けて認識しない場合は初期不良や故障、ドライバーが必要な場合もあります。

③接続したドライブ自体は故障していないが過去にシステムドライブ(例:Cドライブなど)が故障したり、新規で別のドライブにOSをインストールしてそちらに切り替えて利用しているなど。

 

▼例:本来はDドライブが存在するが認識しない、接続してもDドライブとする事ができないなど

 

 

  対処

原因①については、ハード的に故障してしまっているので新しいものと交換して下さい

なお、OSの入ったドライブ(Cなど)はそのままでドライブを追加しようとした場合は、原因にある写真のように、対象のドライブレターは実質利用できない場合があります

 

理由としては、OS側でアプリケーションなどのインストール先や構成ファイルのあるディレクトリなどをレジストリという記憶域に記録しており、新規でドライブを追加しようとすると、古いドライブの情報が残り続けるのでそのまま古いドライブと同じドライブレター(例だとDドライブ)を使用しようとするとエラーになる事が多いです煽り

 

どうしても古いドライブと同じドライブレターを使用したい場合は、レジストリを開いて対象のドライブレターを使用したデータをすべて削除するなどして修正する必要があります。

 

▼例:レジストリエディターを用いて全データを修正する場合...

 

これを行う場合は使用量にもよりますがかなり大変だと思うので空いているドライブレターを使用するのが無難です。。

 

 

---

 

 

原因②については、新品のドライブを注文して認識しない場合は初期不良の可能性もあるのですぐ販売店に交換して貰えば解決する場合が多いです。

 

経験的にDVDやBlu-rayドライブなどは衝撃で故障したりするケースが多いみたいで、輸送中に故障して取り付けても認識せずということはよくあります。

 

新品であれば保証期間があると思うのですぐに交換して貰うのが良いです。

中古に関しては諦めるか交渉等する必要があるのかなと思います。

私も相談されても修理しても高くつくはずなので結局は新品購入が手堅いかなと。

 

なお、どちらにしてもドライブによっては「デバイスドライバー」をインストールする必要があるものも存在するので認識しない際には一度確認してみて下さい。

 

 

---

 

 

原因③については、①とは逆にシステムドライブが故障したことがある場合などについてです。

この場合は、OSが故障しているので復元するか別のドライブに新規でOSをインストールするなどの対応を取られると思いますが、復元の場合は故障の範囲によっては認識しなくなったドライブも故障している(1つのハードディスクを疑似的に2つのドライブとして識別させる)事も考えられます。

 

この場合、本来はパーティション分割によってCドライブやDドライブとして分けているにも関わらずシステムドライブ(本来の1つとしてのハードディスク)が故障した為、パーティションの区切りが損なわれている可能性が非常に高いです。

 

▼Windowsのディスク管理でパーティションを見た図

 

写真の例だと、ディスク1にCドライブやDドライブなどをパーティション区切りで生成しているなどが考えられます。

 

例えば、ディスク1が故障し、部分フォーマット等で仮に復元できたとしてもパーティション情報は残っていないのがほとんどなので一緒に生成されていたDドライブは喪失しているものと考えた方が良いです。。

 

なお、OSの復元機能ではなく、新規インストール等でシステムを復元した場合は原因①で説明したレジストリ情報も全て上書きされているはずなのでアプリケーションも全て消えていますが「競合エラー」等も出ずに作業を進めることができるかと思います。

 

 

---

 

 

以上、今回は細かい障害1つ1つに対してではなく、ざっくり大まかな説明のみの内容としましたが切り分けのひとつとして確認して頂ければなと思います。

 

皆様のご参考になれば幸いですおねがい