今回はmacOSにてプリンタードライバーを完全削除する方法についてご紹介します
ドライバーで何らかの障害等あった場合には"完全削除"してから再度インストールすることで改善する場合もあるので覚えておくと役立つかもしれませんね
完全削除とは?
通常macOSにインストールしたプリンタードライバーを使用してプリンターを追加する事で使用できます。
追加したプリンターは画像のように [-]ボタン で削除する事もできますが、これは"プリンターを削除"しただけで"プリンタードライバー自体を削除していない"状態なのでドライバー自体の障害の場合には問題が解決しない事もあります
▼参考画像
完全削除手順
今回はmacOS10.13を参考にしています!
①[移動] > [コンピュータ] をクリック
②macOSがインストールされているドライブを開く
③[ライブラリ] を開く
④[Printers] を開く
⑤インストール済みの複合機メーカーのフォルダがあるので"削除したいドライバー"のメーカーフォルダを丸ごと削除する。画像だと"Canon"、"EPSON"、"RISO"などがメーカーフォルダです。
※同一メーカーの複数機種の複合機をインストールしている場合は全て消えてしまいますので1つだけ消したいなどの場合にはメーカー様にお問い合わせ下さい。
⑥次に同じ[Printers]フォルダ内にある[PPDs] を開く
⑦[Contents] を開く
⑧[Resources] を開く
⑨この中にある"GZ"や"PPD"などを削除する。複数メーカーをインストールしている場合、メーカー毎にGZドライバーかPPDドライバーかなど違いますので確認してから削除して下さい。大体は機種名がファイル名になっているので分かり易いとは思います。
⑩次に、[ライブラリ]フォルダまで戻り(手順③)、[Receipts] を開く
⑪この中に"pkg"ファイル(パッケージファイル)が存在していたら削除する
※機種によっては無い場合もあります。また、こちらもファイル名が機種名である事が多いです。
以上の手順で"プリンタードライバーを完全削除"することができます
プリンターへの出力で何らかのトラブルやドライバーで印刷した時だけ挙動がおかしいなどの際にはお試しいただくと改善するかもしれませんよ
それでは、ご覧いただきありがとうございました!
皆様のご参考になれば幸いです