今回はMicrosoft Edge(ブラウザ)によるPDFファイル印刷で発生する様々なトラブルに対しての回避策となる対処法をお伝えします
まず、Microsoft EdgeはブラウザでありながらもPDFファイルを表示、印刷する機能まで備わっているのが特徴です。
※Google Chromeなどでもできます
しかしながら、設定によってはPDFファイルを直接表示したりする為、インターネット上に存在するPDFファイルを常に参照するような挙動をする場合があるので印刷データとしてコピー機などにデータを送ると、「印刷ができない」「印刷が不鮮明」「文字がおかしい」といった様々なトラブルに繋がる恐れがありますので注意が必要です
PDFファイルを安全に出力したい場合は、まずは「ダウンロード」を行い、ブラウザでPDFファイルを開かずに「Adobe Reader」等のPDF閲覧ソフトウェアを使って印刷するのが一番良いでしょう
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では、Microsoft EdgeでWeb上のPDFファイルが勝手に開かれてしまうという方も多いと思いますので、デフォルトでPDFファイルをダウンロードし、PDFファイルを開く際は「Adobe Reader」等に変更する手順についてもお伝えいたします
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【EdgeでPDFファイルをダウンロードする手順】
①Microsoft Edgeを起動し、右上の[…]のアイコンをクリック
②表示されたメニューの中から「設定」をクリック
③左上にある検索ボックスに[pdf] と入力し、右側の検索結果の中から[PDFドキュメント] をクリック
④[常にPDFファイルをダウンロード] をONにする(画像の状態がON)
以上がMicrosoft EdgeでPDFファイルをダウンロードさせる設定になります。
※常にダウンロードされるようになるのでPDFファイルを開いてから保存したい場合はこの設定にしな
いで下さい。
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【Adobe ReaderにPDFファイルを開く設定にする手順(Win11)】
①[スタートボタン] > [設定] をクリック
②左の一覧から[アプリ] > [規定のアプリ] をクリック
③右側のアプリ一覧から最下層までスクロールし、[ファイルの種類で規定値を選択する]をクリック
④検索ボックスに「PDF」と入力し、.pdfの項目にある[Microsoft Edge] をクリック
⑤アプリケーションの一覧から[Adobe Acrobat] をクリックし、[規定値を設定する]
をクリック
⑥画像のように.pdfのアプリケーションがAdobe Acrobatになっていれば完了です
以上の手順でPDFファイルをAdobe Readerで開くことが出来るようになります
ご参考になれば幸いです。