【現象】
ネットワークや相互通信を用いる機器、ドライバーなどをインストール・更新などしようとすると発生することがある。これが「RPCサーバーが非常にビジーなため続行出来ない」などのエラー。
発生中はインストールなども出来ない状態に陥る。
【原因】
①現象機がサーバーである場合
②名前解決の問題の場合
③ファイアウォールの問題の場合
④ネットワーク接続の問題の場合
【対処】
①現象機がサーバーである場合
「Remote Procedure Call」
こちらがサービス検索して動作していることを確認する。
動作していない場合は"開始"させる。
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②名前解決の問題の場合
クライアント側からサーバー機との間の通信障害である場合はコマンドプロンプトからPINGコマンドでホスト名を呼びかける。
これで応答が無い場合は障害と判断出来る。
クライアントとサーバー両者が正しいDNSアドレスを使用していることが必要である為。
異なる場合かつRPCサーバーで変更をかける場合は以下のコマンドを実行する。
「ipconfig/registerdns」
これによりDNSレコードの書き換えが可能となる。
ただし、これはADサーバーである場合に限り、ADでは無い場合はWINSの書き換えが必要な場合もあります。
その際は以下のコマンドを実行する。
「nbtstat -RR」
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③ファイアウォールの問題の場合
TCP135上のトラフィックが通信可能か確認する。
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④ネットワーク接続の問題の場合
コマンドプロンプトから以下のコマンドで確認する。
PINGコマンドを用いてクライアントとサーバー間の通信を確認します。
tracertコマンドも活用可。
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まとめ
1.Remote Procedure Callを手動実行する
2.DNSもしくはWINSを書き換えて名前解決できるようにする
3.トラフィックを阻害しないように例外処置する
4.物理層などからネットワーク障害の元を修復する
5.単純に再起動することで"1"の起動を促す
RPCビジーエラーに関してお困りの場合は参考になれば幸いです。