12月10日ソワレ、久しぶりに韓国レミゼラブル を! | S美先輩の観劇・エンタメブログ

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映画やドラマ好きに始まり、韓国ミュージカル沼、さらに日本の舞台にもはまってしまった私。日々思いついたことを綴っていきます!

12/10,キダリアジョシをみた後は、アガサを近所でみてる元ウンソクペンカフェの妹たちのもとへ!
短い時間ではありますが、四人でカフェに行き、再会を喜びました~♪

 

 

二人は4月に東京に来たから銀座であったけど、もう一人の太田のHジョンは本当に

4年ぶり以上!1時間ほど楽しくお話して、そのあとハンガンジンへ移動。

 

19時からの回なので、すっかり夜、レミゼのポスターも美しい・・。

 

このブルースクエアに来たのも、5年以上前か??フランケンやジキハイなど、いろいろ通ったよねぇ。

 

レミゼラブルは、日本のミュージカルを観るきっかけになった作品の一つ。

日本でヤンジュンモさんでみてあまりにも素晴らしく、その後ソウルでジュンモバルジャンと

キムジュンヒョンさんのジャベールで見たことが1度あり。そのころ、ソウルでのレミゼは、日本ほどの

売れ行きではなく、すごい前方も簡単に取れる状況でした。同じジュンモさんのバルジャンも、母国語では全然違っていて、涙が一滴も出なかった記憶がありありとよみがえる。

 

 

今回レミゼを観ようと思ったのは、バルジャンとジャベールの組み合わせが、唯一見てみたいと

思ったペアだったのが一つ。

そして!日本人として初めて韓国レミゼにでるという、ルミアさんもみてみたかった!

とうとうこんな時代になったのねぇ。ルミアさんのエボニーヌ、小柄だけれど声は爆音でパワフル。

女の子感が少なくって、すれた感じが満載のエボ。それがダメンズマリウスに恋に堕ちていく姿が

愛おしくって、かわいそうで 。とても良かったです!これからもほかの作品でどんどんみたいですね。

ファンテーヌはいやにうまいな!と思ったら、ジョンウンさんだった(笑)。

女優さんに基本興味がないので、バルジャンとジャベしかみておりませんでしたが、やはり安定の

うまさ。何をなさっても品がある女優さん。

 

そしてお目当てのこのお二人。

 

キムウヒョンさんは、実は初めて拝見しましたが、声の感じがちょっと大好きな川口さんに似ていらっしゃって、背も高くって豪快なジャベール。もちろんお歌もお上手で。ちょっとびっくりしたのは、あの名場面

スターズで、思ったほどソウルの観客の盛り上がりがなかったこと。日本だともうみんな大泣きで

大拍手ですもんね。でも初のウヒョンさん、素敵でした。

 

そして、ミンウヒョクさんのバルジャン。まずは美しくてでかくてガタイいい!!

フランケンやジキハイでは拝見しててそのイケメンぶりは存じ上げていましたが、まだ若いしいねー、

どうかしらと。

最初の独白の場面や馬車を持ちあげるシーンでは、さすが元野球選手、怪力の大男にふさわしい

姿。そしてマリウスを地下の下水道で持ち上げる場面も、まるで少女を持ち上げるのか?ってくらい

よいしょ感がないのもすごい。背中でマリウス抱きなおすときもひょいと。こんなバルジャン初めて

観た~♪

そしてお子様がたくさんいらっしゃるからか、子供の扱いも本当にお上手、それも素敵です。

 

日本のレミゼとはだいぶ違うとはいえ、ストーリーは完璧にわかっているので、ラストまで気楽に楽しみました!役者全員の歌のパワーがすごくて、慈愛少なめな感じ。それにしても、ソウルのレミゼは客層が若い!ほかの作品と同じく若いアガシたちが多く、この先が楽しみだなと思いました。

日本のレミゼはチケッティングも大変だし、みんなすごい思い入れで観に来る年配の人たちが多いから、

趣も違う。

ソウルは、カテコは1回で、もちろんオケの演奏が始まっても、皆脱兎のように帰宅するのはお決まりの

状況。

そこは、あの帝劇の役者と観客たちの一体感があるカテコは素敵だな、とつくづく思いました。

 

ソウルで思うのは、このロビーのしかけ。いろいろ工夫していて、観客が楽しめること。

 

自販機すらこんな感じ♪

 

今回も涙は一滴も出ず観終わったソウルのレミゼですが、日韓の舞台を比べながら楽しめたのは

良かったです~。