【人生初の稲刈りで学んだこと】

 

昔の人は忍耐強かった。
創意工夫をして対処していた。
大変だからこそ、あらゆるものに感謝して
暮らしていた。
数少ないものを大切に戴くために、
ハレとケの区別があった。

・・・と挙げるときりがないくらい、
現代の私たちはダラけてることがわかる。

 

今日の仁井田本家の「たんぼの学校」イベントの
最終回、お酒の原料のお米の収穫、
事前に田んぼ用の長靴でなくてもオッケー。とのことだったので、
わ~い、今日はきっと一番楽♪と思っていっていたのが。。。

 

私には一番酷だった。。。


実際、待望のお昼ご飯の時間を大幅に過ぎての終了だったので、
大雨などの天候の悪さで、例年より田んぼの状態がぬかるんでいたためだと思う。

 

しかし。
その分、用意していただいた、お昼ご飯の美味しさは、
格別でした。


自分では到底こんな大きいお結びは作らないという、おにぎりと、
自家製の大きな梅干し、塩麹漬けの胡瓜、豚肉がトロトロの豚汁。


ほんとに労働の後に戴く食事って、ありがたいなー。と思いました。

 

 

参加していた、小さい子供たち洩れなくもう全身泥だらけで、
でもきっとお母さんたちはそれも織り込み済みだから
叱る。ということもないのよね。

 

今の子供たちだって、ほんとはそういうの大好きなんだ。
帰れば、洗濯が大変なのはわかっているけど、
思いっきり遊ばせてあげられる、今日来ていた親さんは、
素敵だと思った。

 


途中で採ったアザミの花と、
落穂と綿毛。

 

秋の空と田んぼの風景。


いやぁ、日本っていいわ。
それだけでも豊かになった本日でございました。

 

これは夫にお土産の仁井田本家のお酒。