前回の落ちに落ちた闇期の時、自分を守るためにやめたことがあります。
◆不妊治療ブログを読み漁ること。
情報収集の為にも、治療を始めてからというもの不妊治療ブログをよく読んでいました。
だけどそれが、「比較してしまうこと」に繋がりました。
えー、この人はこんなに受精卵出来るんだ。
グレードもいいし、羨ましいなぁ。
えー、この人は毎回旦那さんとクリニック行ってるんだ。うちの夫は一緒に来てくれたことないわ。全然違う。いいなぁ。
なんて。
中でも、男性が書いてる不妊ブログはしんどくなりました。今回の結果がどうだったとか、妻の体調や気持ちに寄り添い、自分に出来ることを頑張る的な内容。
うちの夫との違いがあり過ぎて、「こんなに頑張ってて自分で色々調べてる旦那さんが世の中にはいるのにうちのは…!」ってね。
この受け身ヤローが!と、ますます苛立ちは夫へ向きます。
今になって思えば、調べる性格の人は調べるし、調べない性格の人は調べない。
それはイコール優しさとかの話じゃない、ただの性格って今は思います。男性脳って言うのもあるかも。
でも余裕が無かったんですよね。
嫌味言ったり八つ当たりしたくなるんですよね。
その他も、苦労してる人もいればうまくいってる人もいたりして、けっこう心が疲れてしまいました。これは良くないと気付いて、ブログを読まなくなったらとても楽になりました。
それから、これは不妊治療ブログだったかは記憶が確かじゃないのですが、よく聞く「赤ちゃんの胎内記憶」的な話がけっこう辛かったです。
「お空の上で、どのママがいいかなって選んで、あのママにしよって決めて、それでお腹に運ばれたの」
という感動的な話し。3歳前後の子が話したりするそうな。
よく言いますよね。子供は親を選んでくるみたいな。
それを読むたびに、「なんで私はママに選んでくれないの?」という気持ちになって辛かった。
世の中には、望まない妊娠をして中絶を選ぶ人、自分の子供に虐待をする人、自分の子供を殺す人、なのにまた妊娠する人、いますよね…
それなのに、何でそっちのママを選ぶの?
そんなに私はイヤなの?って思ってました。
これは多分、全不妊治療中の女性が心の奥底から思ってることだと思います。
実際のところは分からないし、選んでる子と選んでない子はいるかもしれないし、それは過去生によるとかスピリチュアルの深い部分になるのかもしれません。何だったら自分が自分の親を選んだ、なんて全く思わないですが。
やっぱり地味にこたえますよね。
無事に妊娠した今は、この話を思い出すと
「ママを選んでくれてありがとう」と心から思いますし、将来子供が話せるくらいになったとき、胎内記憶については聞いてみたいなーと、しっかり興味があったりします。スピリチュアル好きなので
そして、これはやめておけば良かったかなーと思うことです。
◆不妊治療をオープンにしてたこと
子供はまだなの?と周りから言われて傷付くくらいなら自分から子供が出来なくて治療中であることを言っておこうと、友人にはオープンにしてました。
でもこれは、周りに気を遣わせる事にもなったかもと思い、後になってしまったなぁと思いました。
もし友人が妊娠したときに、私に報告をしにくいだろうと思ったから。幸いにも、私の不妊治療中に妊娠したのは、同じく不妊治療中の友人1人だけだったので、むしろ良かったね!やったね!と喜び合えました。
まぁ、アラフォーの私の周りなんて、妊娠ラッシュなわけはなく、周りに気を遣うまでもなかったかもしれませんが、10歳下の後輩で新婚さんもいたから、気を遣わせてたらどうしようとヒヤヒヤしてました。
そして、私の心配をよそに、40手前の新婚夫婦に対して「子供はまだなの?」なんて言ってくる人はほぼいませんでしたハハハ!
(でもゼロではなかったよ)