母と妹のカイちゃんと私は、父の面会に行ってきた😊


皮膚移植した父の足は、かなり良くなっていた。

閉鎖性のドレッシング剤を使用して、足の傷の治りは、早くなったようだ。

前、面会にきた時は、立つことができなかったが、少しの間だが、立てた。

だから、車椅子への移動の介助も、ヘルパーさん達の負担が、少し軽減できたように思う。


面会の後、3人で、ランチを食べた。

母「私、おじいさんみたいに、みんなに迷惑かけて、生きていきたくないわ。

生命保険をずっとかけてるから、病院でなくなるから。」


母は、生命保険をかけているので、病院で亡くなるのが当たり前だと思っている。

だから、病院で亡くなる為に、生命保険をかけている。


私「今の時代、病院では亡くなれないよ。」

母「なんで、病気して、病院に入院して亡くなるんと違うの?

病気しないと、亡くなれないよね。」


私「まぁ、原因がないと死ねないね。

お父さん、今、90歳。足の病気になって、命も危うかった。でも、手術して完全に治ったわけではないけど、病状が落ち着いたから、退院して、今施設にいるのよ。」


母「じゃあ、私がかけている生命保険は、何のためにかけてるの?」

カイちゃん「生命保険と、病院で亡くなれるというのは、違う意味なのかな?」

母「ようわからんわ。でも、病院で亡くならないと、損やわ。」


私「お母さんは、損得なしで、病院で亡くなりたいの?」

母「私は、誰にも迷惑かけずに死にたいの。お葬式も、小さくていいねん。」


カイちゃん「誰にもって、家族のこと?」

母「そうや。ごちゃんや、カイちゃん、えんちゃん。あと、くーちゃん達やな。」

私「なんで迷惑かけたくないの?」


母「おじいさん、見てみいな。おトイレもできずに、大変や。文句ばっかり言うて、本間に、みじめや。あんなんには、なりたくないねん。」


母は、ずっと父の排泄の介助をしてきた。

トイレで、用を足すことが、できなくなり、ポータブルトイレに。ポータブルトイレの掃除は、思ったより、心がしんどい。面倒くさいけど、しなければ、臭い、汚い、重い。

ポータブルからオムツになり、介護者の体力勝負。

排泄介助で、介護される側の協力が欲しいけど、期待できず。

介護しているのに、介護される側に「早くしろ。何しとんや。」と言われる。介護者は、腹が立ち、言ってはいけないことを、ぶつけてしまう。みじめというか、お互いが、みにくくなってしまう。

母の言わんとしていることが、わかる。


私「お母さんは、家では亡くなりたくないってこと?」

母「そうや。家では、死にたくないわ。まぁ、お父さんは、最期まで私がみなければあかんからな。私は、病院がいいねん。だから、生命保険に入ってるから。」


母の話から、どうも、最期は病気になって、病院で亡くなる。その為に、生命保険をかけて、入院費を貯めているみたいだ🤔

母の時代は、特養などの施設は少なく、病院で亡くなるのが一般的だったんだろう。病院で亡くなる為に、生命保険をかけて、自分で自分の老後のことを考えていたんだなと思うと、母らしいなと思った🤭


母は、国民共済を月々掛けている。何度か、解約しようか悩んだが、母の話を聞いて、解約しなくて良かったと思った😮‍💨

大切に管理しなければいけない😵


母の最期の場所が、病院なのかどうかわからないが、母が亡くなる時には、「お母さんは、家族に迷惑をかけず、お金にも困らず、最期まで自分で自分の人生を成し遂げたよ。お疲れ様。」と、言ってあげたいなと、思った。


ブログを見つけてくださり、読んでくださりありがとうございます🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

そして、感謝、感謝、感謝🍀🍀🍀🍀