母と父の出会った中華料理店から、車で5分程離れた所に、父の実家🏠があった。
父は、弟のはじめ、父のやすおと3人で暮らしていた。そこへ、母は嫁いだ。
男ばかりの中で、母は、とても戸惑った。
だが、弟のはじめは気さくな人で、バイクで母を色んな所へ連れて行ってくれた。
義理父のやすおは、顔は頑固おやじ風だったが、母に親切にしてくれたようだ。
今は、父より母の方が強く、偉そうで、かかあ天下である。が、新婚当初は、父の方が偉そうで、気に入らない食事だったら、ちゃぶ台をひっくり返す有様だったらしい😰😰😰
その時、義理父のやすおが、優しくしてくれて、家計を助けてくれたと、母は、話していた。
父の弟も義理父も、初めての女性の家族ができ、とても母を可愛がってくれた。とても楽しい新婚生活だったと言っていた。
姉のえんちゃんが生まれた頃、父の弟のはじめは、結婚して、実家から出て行った。
えんちゃんが2才の時、私が生まれた。
その2年後、妹のカイちゃんが生まれた。
私が、5才の時、祖父のやすおが、交通事故で亡くなった。
それを機に、私達家族は、父の実家から、父の社宅の団地に引っ越した。
母が新婚生活を過ごした、父の実家に行った。
そこは、阪神大震災で、全てが壊されて、全然違う景色であった😱😨😰
父の実家は、老人保健施設になっていた。
父の実家は、5棟程連なる長屋の1棟だった。長屋と長屋の間に道があり、そこで、主婦達は、井戸端会議をよくしたものだった。
地蔵盆には、その道にござを敷き、近所のみんなで弁当を食べた。
子供達は、お菓子がたくさん入った袋がもらえた。
また、チューペットを食べるのが、とても嬉しかった。
そんな話を、母として、昔を懐かしんだ😕🙁☹️
そして、母が、急に話し出した。
母「おじいさんの実家は、今は老人施設なの❓」
私「そうみたいだね。阪神淡路大震災で、ここら辺は、全てのものが壊されたみたいだね。全然、面影がないね。綺麗な施設に変わってしまったわ。」
母「私やおじいさんが年をとって、実家も年をとって、同じくらいの人達が暮らせる家になったんだね。」
息子の陸「ばあちゃん、上手いこと言うね👏🏻👏🏻👏🏻
ばあちゃんやじいちゃんが、安心して暮らせる家に新しく変わったんだよね。」
娘くーちゃん「じいちゃんの実家が、老人保健施設に変わってるなんて、なんか人生の流れと言うか、縁を感じるわ。
ばあちゃん、じいちゃんとずっと一緒にいるんだよ。そして、幸せになってね。」
母「何言ってるのよ。おじいさん、それはそうと、どこにいったん?
全然会ってないわ🤔🤔🤔
いい人でもできて、結婚でもしたんかな?」
私「もう、あきれるわ。じいちゃんみたいな人、誰も相手にしないわ。」
母「よく言うな。。そんなんわからへんやないの。
失礼やで。」
陸「じいちゃんを相手にするのは、ばあちゃんしかおれへんわ。またばあちゃんを相手にするのは、じいちゃんしかおれへんわ。」
母「あんたまで、変なこと言うて😤😤」
エディ「あけさん、大丈夫🙆♀️ 大丈夫🙆♀️」
みんな大笑い🤣🤣🤣🤣
思い出の場所にくると、昔にタイムスリップして、当時の自分の気持ちになれるし、記憶が蘇ってきて、懐かしむことができる。
いつまでも、母は、若いつもりでいれる。
また、反面、現実をみて、もうここには自分の存在がないことに気づく。
母の頭の中は、混乱してしまう。
でも、きっと、母の頭の中は、少しづつ整理ができて、納得できるはず😊😊😊
今度は、どこの思い出巡りをしようかな???
ブログを見つけてくださり、読んでくださり、ありがとうございます🙇♀️🙇♀️🙇♀️
そして、感謝、感謝、感謝🍀🍀🍀🍀