介護区分変更申請をするにあたり、主治医に、母の現状について、相談に行った。
主治医「今日は、どうされましたか?お母様の体調は、どうですか❓」
私、何をどう話したら良いのか?
母を施設入所させたいが為に、懇願しにきたと思われないか、色んな思いが交差して、複雑であった。
私「父が、溶連菌による蜂窩織炎で、筋膜あたりまで壊死を起こして、手術をしました。かなり広範囲に、組織をえぐり、植皮手術も受けました。
母と一緒に、見舞いに行く度に、母の様子がおかしくなりました。
デイで、何度か、帰りたいと、荷物をまとめて、大きな声をあげたり、怖い顔で、威嚇したり。
デイから、私の携帯、ケアマネの携帯に連絡がありました。
また、母が、デイから帰ったら、まだ誰も帰っていないので、何度も、徘徊を繰り返しています。家族が帰るまでの時間、ヘルパーの利用も考えましたが、きっと、ヘルパーを困らせたり、物を取られたなどと、言いがかりをつけそうで、やめました。
家族は、徘徊しないか、常に、心配しなくては、いけない有様です。
その為に、ショートステイを利用していますが、ショートなのか、デイなのか、自宅なのかわからず、常に、母の頭の中は、混乱しています。
色んなことがあり、ストレスと不安からか、排便後の後始末が、突然できなくなってきています。
尿パッドを、便器に捨ててしまい、私の義理の息子が対応してくれました。
母は、父と一緒に暮らしたいと、最期まで、私が父をみないといけないと言います。
その度に、「私から盗んだお金を、返して欲しい」と言います。
母の気持ちの中で、私の家で暮らすのが、限界になってきていると思うんです。」
主治医「お父様の具合は、どうなのですか?」
私「植皮手術も終わり、抜糸も済みました。あとは、状況みて、早々に特養に退院すると思います。」
主治医「それは、良かったですね。お母様のショートは、お父様の特養を利用されていましたよね。」
私 「そうです。」
主治医は、私が、父の特養に入れたがっていると、思ってるのでは、ないか⁉️
主治医「お母様を、施設に入所させたいと言うご意向ですか?」
私「そうです。母は、人前では、気丈で、会話もできます。だから、在宅で過ごせると思うでしょうね。
私も、正直まだ家でみてあげれると思うし、でも、もうダメだと思う時もあります。そんな事の繰り返しで、はっきり、自分でもわからなくなります。しんどいです。」
主治医「私は、お母様が、娘さんを疑い出したら、介護はできないと思っています。
例えば、お金を盗まれた、それを娘様のせいにしだしたら、介護はできないですね。疑い始めたら、薬を飲んでくれない、症状を隠そうとします。
そうなると、的確な治療ができなくなります。
また、自分の居場所を探そうと、徘徊を繰り返し、家族様の心労は、計り知れないものがあると思います。
徘徊が、落ち着いてきていたのに、またですね。
初めて、ここに来た時に、戻ってしまったか、それよりひどい状況ですかね。
介護者の娘さんが、お母様を介護できない、限界だと思われたら、それは、正解だと思います。
もっと、楽に考えても、良いんですよ。
自分のせいにしなくて、いいです。
お母様、今、介護度は、どうでしたか?」
私「今、母は、要介護2です。要介護3で、父のいる特養に入れます。先日、介護区分変更の申請をしました。近々、先生のところに意見書の依頼があると思います。」
主治医「わかりました。意見書が届きましたら、できるだけ詳細に書かせてもらいます。
今度の受診日には、必ず、お母様を連れてきてください。」
私「ありがとうございました。」
確かに、私の気持ちは、主治医に届いたと、思う。
きっと、大丈夫🙆♀️🙆♀️🙆♀️
不思議なもので、診察室に入り、自分が悪い事をしているかなように思い、悪い事をしていないと必死で伝えようとしていた。悪い事、母を施設に入所させる事。
親を施設入所させることは、悪い事ではない。
母にとって、父と一緒に暮らせて安心できる居場所が、施設なんだ。
施設入所は、家で介護ができなくて、行く場所みたいな捉え方をされやすい。
でも、今は、老後に住む場所は、個々個人の意向にそうよう選択すべきだと思う。
ブログを見つけてくださり、読んでくださり、ありがとうございます🙇♀️🙇♀️🙇♀️🙇♀️
そして、感謝、感謝、感謝🍀🍀🍀🍀