夕飯の準備を、していたら、娘の旦那さんが、やってきた☺️


娘の旦那の名前は、エディで、南米の人。去年、日本にやってきて、2人で、ここから車で2時間半の所に住んでいる。

私「エディ、ごめんね。長い間、くーちゃんをここに、引き留めてしまって。そろそろ、戻るんだろうなとは、思っていたのよ。くーちゃんを迎えに来てくれたのかな?」


くーちゃん「ばあちゃん、日に日に認知症が進んでいって、お母さん、働きながらは、しんどいかな?と思ってた。その矢先、今日のばあちゃんの言葉を聞いて、ばあちゃん、ここにいるのも、そう長くないのかな?と確信したのよね。これは、勝手な思い込みだけどね。もし、そうなるなら、私、ばあちゃんを、見送ってあげたい。もうしばらく、ここにいたいなと、エディに相談してたのよ。」

私「エディと、このまま、別居するってこと?」


くーちゃん「エディと、私、しばらく2人ここに住んだらあかんかな?

私、ここら辺で、就活して、仕事を見つけたの。エディも、私が付き添って、仕事を見つけた。」

私「こんな田舎じゃ、なかなか仕事見つからなかったでしょう!エディ、無理して働くのだけは、やめてよ。」


くーちゃん「ゆくゆく、子供ができて、やはり、親の援護が必要かなと思う。ちょうど、ばあちゃんのことがあり、良い機会かなと思ってね。」

主人「そうやな。でも、こんな田舎で、働くのは、偏見があったりで、エディには、しんどいことだと思うけどね。」


くーちゃん「エディは、施設のヘルパーとして、働くことになったの。エディは、ばあちゃんにどう接していけば良いのかわからなくて、ヘルパーとして働きたいんだと、話したの。その施設の看護師長さん、すごく感動してくれて、是非、働いてと言われてね。常勤なんだけど、日本での経験がないから、すごい薄給。でも、嬉しいことだと思う。それに、そこの施設、外国人のヘルパーさんが何人か働いてるのよ。」

主人「仕事が、落ち着いたら、2人で、生活をして欲しい。おばあさんの為にって、嬉しいけど、2人の人生を狂わしたくないな。

おばあさんも、これから、まだ、どうなっていくか、わからないからな。施設か、ここで暮らすのかな。

まだまだ、おばあさんは、ここでみれると思うけどね。」


私「もう、2人で決めてるんだよね。くーちゃんの職場は、どこ?そしてエディわ?」

くーちゃん「私は、ここから自転車で、20分のところ。エディは、車で10分のところ。1週間後、2人、仕事始まるの。」

私、主人「えーっ、1週間後‼️」


くーちゃん「ほとんどの家具は、私の独身の時からのものだから、全て捨てた。あとは、冷蔵庫に洗濯機など電化製品。それは、近くの倉庫を借りて、収納することにした。ここには、スーツケース1個づつで、来るつもり。」

主人「反対しようにも、全て決まってしまってるんやな。でも、もう無理と思った時は、深入りする前に、出ていくこと。わかったな。」


くーちゃん「色々と役所の手続きや、諸々することがあって、1週間ほど、向こうの家に帰りたいのよ。1週間、急なんだけど、私、ここにいなくても大丈夫?」

私「ばあちゃんのこと?あなたがいない時も、なんとか、やってたんだから、大丈夫。」


くーちゃん「お母さん仕事に出てから、ばあちゃんデイサービスの迎えが来るんだよね。その30分間が、結構大変だからね。」

私「そうだね。ヘルパーさんに来てもらおうかな。ショートステイできれば、良いのだけどね。

ケアマネさんに相談してみるわ☺️」


母との生活は、娘のくーちゃんが、いなくては、結構きつい状態になっていた。

くーちゃんの気持ちは、すごくありがたいのだが、

本当に、これが、良いことなのか、考えることすら、今は、できない状態であった。


これから、くーちゃん夫婦と同居することになり、母の周りの環境が、ガラリと変わってしまう。

ただでさえ、母にとっては、父が入院し、精神的に不安定な状態な為、今後のことが、不安でしかなかった。


リビングで、私達が話していたら、母が入ってきた。

母「あんたら、何を話してるの?どうせ、私のことやろ⁉️」

エディ「こんにちは。あけさん。私の名前は、エディです。一緒に住みます。くーちゃんのダンナです。よろしく。」と、日本語で、話した。

母「あなた、くーちゃんの旦那さん‼️一緒に住むの‼️」

くーちゃん「私ら夫婦、行くところがなくなってしまってさ。しばらく、ここに住んでも良いかな?」

母「ここは、ごちゃんの家やから、ごちゃんが良いと言ったら住んだら。」

くーちゃん「ばあちゃんも、一緒に住むんだよ。」


母「私は、もう少し、したら出ていきますので。一人暮らしをしようと思います。」

私「そっか。みんな出ていくまでの間、ここに一緒に住むのも、ありだよね。」


くーちゃん夫婦は、夕飯を食べたら、帰って行った。

2人がいなくなって、すごい静けさが、家の中に漂った。


どうなっていくのかな???

母の言葉が、ずっと頭の中にあった。「子供に面倒を見られるのは、しんどい。あなたは、私がいなくても、生きていけるでしょう。自由になりたい。」

母は、私の為に、人生を費やしてくれた。私は、それに応える為に、していることが、母の生活の自由を奪ってしまってたのかな?

私に、できることって、なんだろうな。


この日の1日が、目まぐるしく色んなことがあり、とても、頭の中が、整理できないでいる🤯🤯🤯


明日、ケアマネに連絡して、今後の一週間の予定を立てよう。

明日は、1時間、遅く出勤する事を、上司に伝えよう😮‍💨


ブログを見つけてくださり、長い長い文章を読んでくださり、ありがとうございます🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

そして、感謝、感謝、感謝🍀🍀🍀