父は、足が蜂窩織炎になり、腫れて、点滴が必要な為、特別養護老人ホームの母体病院に入院していた。

腫れも治ってきており、炎症所見も下がってきたので、退院をしても良いと連絡があった☎️


特別養護老人ホームに連絡し、来週の初めに退院日が決まった。

母体病院は、特別養護老人ホームから、車で30分、まぁまぁ遠い距離である。病院から、特別養護老人ホームまで、父を車で、送るので、特別養護老人ホームで、私達は待って欲しいと言われた。


退院日、私と母は、特別養護老人ホームで父が来るのを待った。ワゴン車が到着して、車椅子に乗った父が降りてきた。

一回り痩せたように思えた。

父は、私と母を見ても、この人達、誰?と言う顔をした。あーっ、認知症だ⤵️⤵️⤵️


父は、膝が変形し、足の親指が内側に寄ってきて、長い距離が歩けなくなってきた。そして、立ち上がりに、膝に負担がかかる為、痛くて、立ち上がる回数が減ってきた。だから、車椅子で、自走することが多くなり、今は、トイレから車椅子、車椅子からベットの数歩だけ歩く。

でも、父は、頭はしっかりしていたのに。あーっ、頭まで。。。。。


と、思ったが、私が父に「私は、ごちゃん。わかる?隣の人は、あなたの奥さん。」言った、少し間があり、父が「本間か、ごちゃんか?隣はあけさんか?」と言った。ちゃんと覚えているのかな⁉️ 今日の日付を聞いてみた。ちゃんと答えられた。

母「あんた、ちょっと痩せたな。ご飯、食べてるの?」 

父「食べてない。まずくて、食べられんで。早く帰りたいわ。いつ帰れるんや?」

母「何言うてるの。入院せんとあかんで。」

父「何言うとんや。退院してきたところやろ。」

母「本間に、寝ぼけとうわ。ここ、病院やから、入院せんとあかんねん。」

私「ばあちゃん、ここは、特養、施設やで。」

母「知ってるよ。ここは施設やろ。だから、施設に居ないとあかんと言ってるねん。」

寝ぼけてるといるというか、ボケているのは、母の方だわ😨 また、母は、自分が間違っていることがわからないから、表情を変えず、上手に言い訳をする。


母に、父が退院することを伝えたら、「良かったな。どこが悪かったん?」と聞くから、「足に菌が入って、腫れて、入院してんで。」と何度も、同じことを伝えた。母「おじいさん、無事で退院できるかな?」と、何度も、自分の口で話して、特養で待っていたのに⤵️⤵️ ⤵️⤵️


父は、年相応なので、初め、私達がわからなくても、時間とともに、思い出し、今退院して、施設に戻ってきたことが、把握できている。


でも、母は、父が足が腫れて入院していたことも、退院して、特養に戻ってきたことも忘れてしまっている。特養で待っている時は、ここが施設であることが理解できていた。だが、痩せた父を見て、入院が必要と、勝手に思い込んだのか、特養が病院になってしまってた。

母は、なんぼ状況を説明されても、覚えれないので、自分の思い込みで、状況把握する。一見、それらしいことを話しているのだが、辻褄が合わない。

言い訳が上手だから、ちょっと、間違ったのかな?と思ってしまう。


母のしんどいところは、まさに、一見、普通に見える、言ってることが普通に思えるところ。だから、周りの人達は、母が、認知症であることを理解してくれない。


私が、母につらい態度をとっていたら、いかにも、私が悪い、虐待をしているような目で、他の人は私を見る。ここが、私にとって、とてもつらいことである。😭😭😭😭