母の2回目の徘徊の日、朝一番で、ケアマネに連絡した。


ケアマネの方も、徘徊防止を考えてくれ、色々な案、例えば、起き上がりチャイム、センサーマット、カメラなどを、提案してくれた、

今、母にとって一番嫌なのが、見張られることである。母が部屋をでたら、ドアのリンが鳴って、私が降りてくるように、自分の行動を監視されてる感が嫌なんだろうと、思う。

センサーマットを敷いても、綺麗に丸められて、多分、部屋の隅。足元に置いてあった電気マットのように、片付けられてしまう。

以前、母の部屋に、見つからないよう録画カメラを設置した。母は、いつも、部屋の中にある色んな物を移動させ、片付けているようだ。その中、録画カメラを、見つけてしまい、カメラのレンズが、目玉に見えたようで、「私のお金を狙ってる。盗られる。」と、私を泥棒扱い。そうなると、私に、不信感を持ち、一時期、薬を飲んでくれなくなった。


今は、環境を変えず、部屋のリンと玄関のドアのリンで対応することを話した。


今日、警察の方に言われたように、主治医の診察に行くことを伝えた。その結果、介護区分をあげてもらえるよう申請することとした。


また、警察からか、地域包括センターに、母の徘徊について連絡がいき、私に連絡がきた。1週間後、地域包括センターで、母と一緒に、面談することとなった。

民生委員の人からも連絡があり、「何かお手伝いすることがあれば、言って欲しい。」と言われた。

徘徊は、今は、地域全体の問題として、色んな方が、お手伝いしてくれるようになったんだなと、改めて、ありがたく思った。


主治医の診察の後、おそらく、レビン小体型認知症だろうと言われたことと、2週間後専門病院に受診することをケアマネに連絡した。とりあえず、直ぐに、介護申請をすることにした。また意見書を書いてもらう医師は、その時、決まった医師がすれば良いので、問題はないと言われた。


ケアマネの方が、本当に親身になってくれ、何でも相談できる。そして、母の徘徊を機に、色んな人が心配してくれて、一緒に考える場を作ってくれる。そう思うと、時代も変わり、介護もしやすくなった。介護者は気持ちが楽になり、安心できるようになった。


今まで、私は、地域、近所付き合いに、うとくて、関心もなかったが、自分がこうなって、地域の連携は必要だなと痛感した。


昨日、大きな地震が、石川県の方にありました。

被災された方々、心からお見舞い申し上げます。

私も、昔、大きな地震に遭い、家と友達を失いました。今は辛い思い出になっています。私なりに、できることがあればと、思っています。