月刊ふるさとネットワーク9月号掲載
「私の背丈の1・5倍より高いかな! どうしよう…」と
妻の不安げな小声。春先に茶畑のあとに埋め込んだ、
川根本町からのキクイモ(下写真)。
日あたり良く、水はけの良い土壌。栽培条件が良かったのかも!
背高3m以上で100kgの収穫なら、
我が家の優等生の一員になりそう。
というのも、畑の柵の脇には大分県特産カボスの木(下写真)。
こちらが我が家の優等生第1号。
昨年は10本の木で100kg程採れました。
さて、このカボス、若木を私の故郷・大分県より仕入れ、
こちら浜松市天竜区に10年前より植えつけて
育てるようになりました。収穫した実の大半は、
東京と浜松のご近所さんに差し上げて消費しています。
20kg程は立川のダイニングバー(娘婿の店)で、
期間限定のお酒等で出してもらっています。
以下、食べるレシピ(自家消費)を妻にバトンタッチします。
◆ 皮が青いグリーンカボスの使い方とレシピ
(酸味が強く、香りと色も楽しみます)
◎半分切りもしくはくし形切り、輪切りにして、
焼き魚に、味噌汁に、酢の物に、天ぷらに、
大根おろしに、鍋物に、焼酎に。
◎カボスポン酢:果汁500㏄ 醤油500㏄、穀物酢250㏄、
みりん100㏄(好みで)。
◎カボスはちみつ漬け :熱湯消毒した瓶の中に半分くらいまで
カボスのスライスを入れ、はちみつをカボスが隠れるくらいまで
加えて冷蔵保存。
◆ 完熟イエローカボスの使い方とレシピ
(汁が多く酸味がまろやかです)
◎熱湯消毒した瓶に果汁を入れ穀物酢を1割加え、
冷蔵保存(半年くらい持つ)。
◎果汁を製氷皿で凍らしキューブ状にして
(大小いろいろな大きさだと便利)、
冷凍保存(1年くらい持つ)。
◎カボスジュース:果汁を水割り又は炭酸割にし、
好みで甘みを加える。
◎ホットカボス:果汁をお湯割りにし、
はちみつ等を加え自家製シナモンパウダーをふりかける。
◎カボスの寒天ゼリー:水1リットルに粉寒天8gを
溶かして火にかけ、砂糖120g(はちみつなら半量くらい)を
加え、沸騰したら火を止めて果汁50ccを加え、
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
酸味が強いと固まりにくくジュレみたいになり、
それもおいしいです。
バジルシードを入れてもおいしいし、
水を炭酸飲料に変えるとシュワシュワゼリーに!
◎絞った後の使い道としては、カボス風呂も!
こうして一年中楽しめます。他にも果樹が10種類程ありますが、
往来のため収穫時期に居合わせないことも…
早く腰を落ち着けて大地と向き合いたいです。
(東京都昭島市 ←→ 静岡県浜松市/N&Y・H)
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