水俣湾について想うこと★最終回 水俣病慰霊の碑 | ふるふワールド

ふるふワールド

映画が3割、残りはノンジャンル
記事への感想もらえたら嬉しいです...つらつら続けて10年目

前回、水俣病資料館がコロナ渦で休業中だったがエコパーク水俣(水俣市広域公園)だけでも見てみようと思い足を運んだのだが、資料館の敷地内にあると思われた水俣病慰霊碑が見つからなかった。今回、資料館が開館したのを機にもう一度水俣へ。資料館に入るや否や職員に慰霊碑の場所を確認した。この敷地内にないはずでそこから結構離れた海沿いに慰霊碑はあった。

 

 

 

 

『不知火の海に在るすべての御霊よ 

 二度とこの悲劇は繰り返しません

 安らかにお眠りください』

 

 

最初に犠牲になったのは魚、エビ、タコ、牡蠣などの海の生き物

そしてカラスや海鳥

猫や水銀汚染の残飯を食べたブタやニワトリ

そして人間、、

多くの者たちが犠牲になった

 

慰霊碑の言葉はシンプルだがこれ以上の鎮魂の言葉はないだろう

 

 

最後にある人が水俣の友に贈った句でこの長い長いシリーズを終わりにする

 

「水俣の生命の花に朝の露」

「水銀の苦海の彼方は虹の華」