青島猫60匹が空き家にいたのは多分こういうことだろう | ふるふワールド

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今月上旬から推定120匹の青島の猫のうち、約半数の姿が見えなくなった事件があり、ニュースにもなりました。幸い、12日に大洲市職員が数を数えた(数えたのは愛護団体という話もある)ところ100匹以上が確認されたということで、大部分の猫が戻ってきたということでした。が、翌日残念ながら計6匹の死骸が発見され、猫のお母さん夫妻が埋葬したそうです。さらに猫風邪がひどい3匹が愛護団体によって島外の動物病院に入院中。他にも入院が必要な猫がいるようですが、諸事情で入院させることができないようです。その後、島で新たに3匹が息を引き取りました。すでに100匹を割り込んでいるかもしれません。マスコミのいう「猫の楽園」、、果たしてここは猫の楽園なのでしょうか?

 

いなくなった多数の猫たちは猫風邪がひどくエサを食べにくることもなく、空き家の中で臥せっていたそうです。なぜ空き家にいたかは謎だったのですが、ここからは推測になりますが、まずひとつは人間だったら体調が悪い時は薬を飲むなり、病院に行くなりできますが、猫を含む動物の場合はジッとしてムダなエネルギーを使わず、自然治癒力で治すからだと思います

 

 

 

 

なぜ空き家に隠れていたか?

これも推測ですが、最盛期210匹以上の猫がいた頃は、船が着く桟橋側の東グループが100匹強、指定のエサ場や青島神社がある西側のグループ(その先の西側を含む)も100匹強。その後TNRで数が減り、東側グループが約100匹、西側グループは20匹くらいに減ったそうです。

 

今回いなくなったのは西側グループ約20匹と、西グループから東グループに縄張りを移した猫たち、そして東グループの一部ではないかと推測します

東グループは猫のお母さんが住んでいる側で、直接この人がお世話をしてなついている猫も多い。冬もお母さんの手作りの猫ハウスで過ごす猫が多いようです

 

 

 

港の桟橋を渡った東側広場を含めてそこから右側が島の東側

青島神社やその階段の下の指定のエサ場を含めて左側が西側

西側が広大なスペースであることに今さらながら気づきましたが、青島神社やエサ場から西(左)へ進む道は竹林が倒れてそこから先へは行けません。

 

 

 

 

対して西グループはかつて西側に住んでいた島民がお世話し可愛がっていた猫たちで、猫は家につくといいますから、その住人がいなくなった空き家で過ごしたい(それ以外に単純に居心地のよい空き家だから、も考えられます)

現在、西グループは観光客が来島した場合、エサ場は西側なのでその猫たちが食べにきますし(東グループの一部も)観光客がいない日や16時の船で観光客が帰ったあとの夕ご飯は猫のお母さんや他の住人があげているようです。以上の経緯から多分いなくなった猫は西グループが多いだろうと思っています。

 

最後に余談ですが青島猫行方不明事件で、青島の島民の電話番号をわざわざ調べて、電話をかけて島の人たちに文句を言う者や猫のおかあさんへの誹謗中傷が多くあったそうです。心労でこの人が倒れた場合、猫のお世話に多大な影響が出ることをそういうバカはまるでわかっていません。大変に残念で腹立たしい想いです

 

 

            猫のお母さんKさん