映画レビュー 〜 ラビットホラー3D(ホラー) | ふるふワールド

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Dウサギを殺し失踪した少年とその姉が体験する恐怖を描くサスペンス・ホラー。
監督は「呪怨」シリーズ、「戦慄迷宮3D」の清水崇。出演は「悪人」の満島ひかり、
「SP 革命篇」の香川照之、「軽蔑」の大森南朋ほか。






やはり清水崇は「呪怨」で終わってしまったなーというのが正直な感想ですね。
うさぎの着ぐるみと子供がメインでこれは怖くないなーと序盤は思いながら見てました。
途中で弟の大悟はキリコ(満島ひかり)が生み出した妄想という展開で、ああそういう流れかーとガッカリしました。
(キリコが継母の響子をメリーゴーランドで突き飛ばし、響子とお腹の中の弟を実質的には殺してしまった罪悪感で、響子は死んだが弟は存在していると思い込んでいる妄想)

うさぎのぬいぐるみは響子がキリコの誕生日プレゼントとして贈ったということで、響子の象徴なのかもしれませんが、やたらうさぎの着ぐるみとぬいぐるみが出てくるのでゲンナリしました。
タイトルがラビットホラーだから仕方ないのかもしれませんが(苦笑)
序盤はまだ「不思議の国のアリス」のテイストを絡めているのだろうと思ってたので我慢できましたが(笑)後半はもういいだろうって。

そこから今度はキリコの妄想が独り歩きして、存在しない筈の弟が父親(香川照之)に取り憑き、実体化しようとしていると、展開は二転三転、いや二転はしますが。
ラスト、、、へえー、あ、そう。という感じです。
映像的に好きな要素は多少はあるんですけど、ね。
まったく怖くないし、ストーリーの展開は凝ってるといえば凝ってるんでしょうけど、別に家族愛を絡めてるわけでもないし、清水監督は一体何を描きたかったんでしょうか?
ファンタジーホラー、、という言い方も苦しいし、、。
41点。
当分ホラー映画よりも怪談ネットラジオを聴く日々が続きそうです(苦笑)