映画レビュー 〜 岳<ガク>★小栗旬 | ふるふワールド

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山岳救助ボランティア隊員の島崎三歩。
非常事態や緊急場面で冷静に救助活動を行う。はからずも「救助担当者の力が及ばず遭難者は助からなかった」と遭難者の関係者に責められることもあるが、登山者や遭難者に対して明るく優しく大らかに接する。山を訪れる人々との交流を描いている。





長澤まさみが山岳救助隊の隊員役はちょっとムリが、、。ただし特殊メイクとはいえ、転落事故で腫れ上がった顔を晒したのは、「世界の中心で愛を叫ぶ」の重症白血病患者役のためにボウズにしたエピソードもあり、役に取り組んでるなとは思います。
父親が山岳救助隊の隊長で遭難者救助の中で命を落とし、その父親の遺志を受け継ぐというのは現実にもありそう。

「三歩」役の小栗旬も、、。こういう山が庭みたいなスペシャリストは現実にも居そうです。
いつも三歩は飄々としていますが、親友を転落事故で亡くした悲しみを乗り越えた強さだというのは共感できました。
ストーリー自体はわりと面白かったですが、作りが安っぽいのと最後の方は展開が読めてしまうので今ひとつ。
68点。