ジャニーズ事務所問題。
今日は会見でしたね~~
沢山のファンの気持ち。
タレントさんの気持ち。
被害者の方の気持ち。
働く人の気持ち。
いっぱい絡んで来ますね。

東山さんが社長さん、副社長に井ノ原さん。
二人と弁護士さんたち中心で記者会見されました。
社名を10月17日付けで変更すると表明されていて
新たな社名はSMILE-UP.になるそうですねー。
さらにジャニーズ事務所を解体、と宣言して
タレントのマネジメントと育成をやめ、
この会社は被害者への補償に集中されるそう。
藤島ジュリーさんは、
今回は出てこないで、
100%株主として残って、
被害者への補償と、心のケアをすること、
会見に出てこなかったのは、
母親のメリーさん、ジャニーさんについて
「過呼吸にならずに話す自信が無い」と
おっしゃっていて、ショックの大きさが伝わりました。
とはいえ、株主さんが記者会見に出てこないことに、
かなりの賛否両論。
メリーさんとは仲が悪かったそうで、
また心療内科医から
「メリーさんはライオンであなたはシマウマだから
この状態から逃げるしかない」と言われるほどだったそうです。
叔父と母が作った物を閉じるのが加害者の親族である私の償い、とか、
ジャニー喜多川の痕跡をこの世から一切無くしたい、ということばもありましたね。
また、タレントマネジメントの新社名は
また別になって、名前は「公募で決める」と
東山さん。
かなり、記者さんの質問のヒートアップして
普通ではない感じの会見になりました。

これは、本当に社会問題、といえるほどの大事件。
私自身、昔、痴漢行為にあうだけでも、
(いや、だけでも、ってことはないけどね)
めちゃくちゃトラウマみたいな経験なのに、
被害にあわれた方々は、
どれだけつらかったことでしょう。
今回は本当にすごい事件ですけど、
ほかにも企業が不祥事が起きたときにどうしたらよいのか、
ちょっと冷静に考えてみたいと思います。
まず、どういう考えで、どうするべきなのか。
1,「認知的不協和」というものを知っておく必要があります。
企業が一貫性のない行動や発言をすると、人々は「認知的不協和」という心の葛藤を感じることがあります。
これ、今回、みんなが応援してきた団体だけに、本当にみんなが感じた腹立ち、怒りだったのかもしれません。
この葛藤を減少させるためには、まずは、企業が自らの過ちを認め、具体的などうやったらそれを修正できるか、
きちんと行動、指針を示す必要があります。

だから記者会見するわけですよね。
さらに
2,「エンパシー」について知っておく必要があります。
ここで大事なことは、立場の違う人たちのことを考えることができるのか。
たとえば、前に合った某中古自動車販売の大手会社では
被害者やその関係者の気持ちを理解できていませんでしたよね~~~
会長さんの会見を見てもかなりモヤモヤしました。
やはり、相手の気持ちを理解し、共感できるか。
やはりここがないと、相手にも理解していただくことはできません。
3、外部の検証による「認知的補完」が必要なことを知っておいてください。
問題が起きた時、必ず必要なのが、冷静な 第三者機関の監視や調査です。
やはり内部にいると、知らないうちに「バイアス」と言われる思い込みの影響を受けています。
外部の公正な評価により、冷静な判断をし、重要な行動改善への道が開きます。
やっぱり、すべては人なんですよね。
こんな風に心理学的な概念って、
少し整理して知っておくことで、
何をしないといけないのか、少しでも道筋が見えてくるのかも入れません。
それでも、みんなの心をケアできるわけでもないし、
おいてしまったことを変えられるわけでもないですよね。
ただ、生まれ変わるなら、
本気でやらないといけないから、みんながこのことで結果、
根っこからリスタートになりますように。
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