これは、色彩心理学を学んだ時に、
世界の色彩心理には文化や宗教感が背景に影響していることがわかって
聖書や仏典を読むことにした時に出会った言葉です。
「 天の下では、何事にも定まった時期があり、
あらゆるものには時期がある。
生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。
植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。
殺すのに時があり、いやすのに時がある。
くずすのに時があり、建てるのに時がある。
泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。
嘆くのに時があり、踊るのに時がある。
石を投げ捨てるのに時があり、
石を集めるのに時がある。
抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。
捜すのに時があり、失うのに時がある。
保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。
引き裂くのに時があり、縫い合わせるのに時がある。
黙っているのに時があり、話をするのに時がある。
愛するのに時があり、憎むのに時がある。
戦うのに時があり、和睦するのに時がある。
働く者は労苦して何の益を得よう。
私は神が人の子らに与えて労苦させる仕事を見た。
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。
神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。
しかし、人は、神が行なわれるみわざを、
初めから終わりまで見きわめることができない。」
旧約聖書「伝道者の書」の3章1節から11節です。
コヘレトは人生の意味と目的を探求した人物だったといわれていて資産家であり、
成功者だったという説があります
私たちはついつい、
目先にとらわれて、まだ芽が出ない、まだ芽が出ない、と結果を急いでしまって
嘆くけれど、さっきのヒヤシンスが教えてくれるように
すべてその波紋が周囲に広がっていくには時間が必要なことがあります。
種をまく、水をやる、太陽を当てる、はとても大事だと思うんです。
でもやはり時間を必要とすることがある。
さらにもう一つ言うと、「今」をつかむことなのかもしれません。
「今」どう考えても時期が来ているときに
勇気を出して行動を起こすことが必要な人もいます。
行動を起こし続けながら季節を待つことが、
私たちには重要なことのような気がします。
与えられているものを活用して、
今、本当にこうやって皆さんと過ごしている時間も、
10年前だったら、絶対わたしやっていないですもんね。
冬至はやっと、動画で撮影されたものを公開する勇気が出たころかなあ。
また娘たちも小中学生でしたしね。
小さな赤ちゃんではなくなって、ずいぶん手は離れていたけれど、
いろいろ寄り添う必要がある時期でした。
あの頃の私は自分を探していたし、もがいていました。
もうもどりたくないですね(笑)。
でもあの時期があったから、いま、いろんな人の気持ちがわかる。
そんな風に、今感じていることは決して無駄ではないんだと思っています。
濱田恭子のYoutube8活チャンネル
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