『トットてれび』楽しかったです | ほぼテンダネスのブログ

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4月30日からNHKで『トットてれび』という、黒柳徹子さんが、テレビに登場し始めた頃の話を連続ドラマにしたのをやってました。
原作は『トットひとり』プラス『トットチャンネル』というエッセーです。
面白いと思ったのに録画しておらず後悔していたら、アンコール放送で8月19日夜中にやってくれました。
『笑って泣ける!』
ひと昔前のドラマの売り文句としては定番ですが、このドラマにはしっくりきます。

黒柳徹子さんは、良くも悪くも裏表がない方ですね。天真爛漫。
空気が読めず、周りから浮いていた所を、個性が必要とされるテレビ局に見出され活躍していきます。
黒柳さん役の満島ひかりさん、素晴らしい演技でした。黒柳さんもすごく褒めていましたが、雰囲気がそっくりw。
身体の動きや喋り方はご本人の若い頃を見ているようで・・・。
けれど決して猿真似じゃないんです。
台詞のせいだけではなく、とにかく性格をよく捉えてました。
満島さんのアドリブを見て、黒柳さんが「何かいかにも私が言いそうな事ね」と笑ったそうです。


ちなみに有名人も数名出てくるのですが、その方達も雰囲気がそっくり。
森繁久彌(吉田鋼太郎)、永六輔(新井浩文)、植木等(坪倉由幸)、坂本九(錦戸亮)、渥美清(中村獅童)など。嫌味のない演技で、ご本人達を懐かしみながら見ました。
後、向田邦子さん(ミムラ)。ほぼテンはよく知らない(小説は少し読みましたが)のですが、多分こういう感じの方だったんだろうなと思いました。
黒柳さんは「特に向田さんはよく似てるなぁって」と感動されたそうです。親友だった人が言うくらいだから、本当にそっくりで切なかった事でしょう。

もちろん、大物を演じる役者さん達の緊張は半端なく・・・
皆さんのほとんどが、あまりの大役のため、1度はオファーを断ったとか。
渥美清さんを崇拝する中村獅童さんも、かなり緊張されたそうです。
こちらに中村獅童さんのコメントを貼らさせていただきます。


ちなみに、ちょっとした演出で『男はつらいよ』の(劇中)撮影現場に(もちろん偽物ですが)宏、おいちゃん、タコ社長、蛾次郎(源吉)がいて、うれしくなりました。

えっと・・・ここで1話から話すのは、またいつかということで(いつかって・・・ほんまに書くんかw?)

もしかしたら、特に印象に残った回は、視聴者の方それぞれに違うのではないかしらと、ほぼテンは思います。
ほぼテンは、しつこいですが渥美さんの話が好きです。渥美さんが「お嬢さん」と呼び、黒柳さんが「お兄ちゃん」と呼ぶ。仲の良さがにじみ出ていて、素敵でした。
以前リメイク版・渥美清主役『ないてたまるか』を見たのですが、すごく楽しかった。そしたら『トットてれび』で(満島さんの)黒柳さんが「ないてたまるか」と言ったので、
あっ あのドラマに掛けたんだ〜とうれしくなりました。

ちなみに劇中で100歳の黒柳徹子役をやった徹子さんも味がありました。
いつまで経っても、かわいい人です。