キノコきのこくんキノコ

幼稚園年中
31週1,772gで出生
3歳でアスペルガー症候群
4歳で発達性協調運動障害疑い
と診断される


いちごいちごちゃんいちご

中学二年生
別室登校中
「感受性が強くとても繊細」と
小1の担任に将来を心配されていた



行動評価?をしました



お店屋さんごっこをしたんですが、いつもの先生お父さんだと慣れがあるので、今まで2、3回しか訓練したことのない先生お母さんとやりました



最初はきのこくんがお客さんからで先生がお店屋さん


お母さん「何屋さんにする?」


にっこり「くだものやさん!」


テーブルの上にあるのはカラフルな吸盤のおもちゃ


にっこり「これはリンゴ、これはブドウ…」


と色に合わせて見立てていきます


お母さん「いらっしゃいませ。何にしますか?」


にっこり「みかんください」


お母さん「はい。2円です」


ドミノの牌がお金代わり

2枚渡して支払い完了です


いつもの先生お父さんや私ウインクのお遣いもしっかりできました



!お客さんの課題!


途中でお金が足りなくなる場面がありました


おねだり「おかねがない…」


と状況をそのまま伝えていましたが、


丸ブルー安くしてもらえないか交渉する


丸ブルー買う物を減らしてお金が足りるようにする


など、どうしたら買えるか対応できると良いとのことです



次はきのこくんがお店屋さん、先生がお客さんに交替しました


お母さん「何屋さんにする?」


ほんわか「うーんとえーと…」


おいおい滝汗

役が変わっただけでそんなに詰まる?


八百屋さん、お肉屋さんと始めてみるも、なかなか遊びが広がりませんもやもや


立ち上がる「は◯ずしにする!!


言葉の勢い通り、今度は商品の見立てもスムーズに行き


おやすみ「きょうはうりきれでーす」


と言ってみたり、上手にお寿司屋さんができました



!お店屋さんの課題!

まだお客さんの立場で遊ぶことが多く、経験が不足している

お父さん「は◯寿司は上手にできていましたね」

滝汗「それはよく行くからかと…」

お父さん「経験を遊びに活かすのは大事です。多分ハンバーガー屋さんもできるんじゃないかな」

滝汗「そうですね。フリーの状態で何屋さんにする、何を売るって自分で決めるのは難しいですが、『〇〇屋さんやって』みたいに設定したらできるかなと思います」

お父さん「これから少しずつ練習していきましょう」


星全体の評価

以前と比較して見立て遊び、ごっこ遊びが上手にできるようなった
今回明らかになった課題は今後の訓練の中で取り組み、就学までにできるようにしていく

通所を始めたばかりの頃の検査では、黄色や赤の積み木をバナナやリンゴに見立てたり、空のお皿とスプーンを使って食べる真似をしたりできませんでした
既に3歳を過ぎており、焦った記憶があります



お客さんをやっている時は盛り上がって楽しそうでしたが、お店屋さんになると途端にどうしたらいいのか、わからない様子でした

「何屋さんにするか」「何を売るか」の質問はお客さんでもお店屋さんでも同じなのに、立場が変わっただけで詰まってしまってもやもや


年中さんの集大成として『お店屋さんごっこ』があります

滝汗「今日の様子だと皆とできるか心配です」

お父さん「今だったら大変だけど、3学期なら大丈夫ですよ。まだまだ時間がありますし」


本当かなぁ…
近くに先生がいるから困ったら助けてくれるとは思うけど…
商品を作るのも店員さんになるのも不安しかありませんチーン