右翼のみなさんは、
っていうか、瀬戸さんみたいな人たちは、
NHKの『日本海軍 ４００時間の証言』をご覧になったでしょうか。
敗戦の原因を探らず、後世に教訓を残さないのはなぜだと思っていたら、
きちんと総括しようという声が上がり、
そのために長年活動を続けていらっしゃったと知り、
頭が下がる思いでした。
お父さん、おじいちゃん、
戦争に行った人は家族に
戦争の話をしたがりません。
私も根掘り葉掘り聞いたことがありますがはぐらかされました。
後々、誰かに語れないほど心に痛手を被ることがあることを知り
そういうことも次第に理解できるようになりましたが、
でも、それにもかかわらず８０になっても、９０になっても、
過去に決着をつけるべく、
過去と対峙する姿勢はなんて立派で
日本男児としてあらまほしい姿だと思わずにいられませんでした。
それに比べて、
無辜の庶民を襲撃したり
中学生や小学生を不安に陥れたり
違う歴史解釈の人たちの運動を力ずくで抑えこもうとしたり
野生動物のうんこで警察をよんだり
精神に問題を抱えている人たちの不安につけこんだり
パトラッシュという店名だから、
メニューに載っているミートローフは犬の肉に違いない、
ということは犬を食べる韓国人が経営しているに違いないと大騒ぎしたり
中国に対するヘイトスピーチするわりには中国産の健康食品を売りつけようとしたり
創価学会と公明党は嫌う癖に幸福の科学には秋波をおくってみたり
そういうことをしながら、
憂国をきどってる極右の人たちは、
本当にばっかみたいだな、と思わずにいられませんでした。