Beyond the Boderline解説 | 大の日記

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音楽、バイク(VJ23A)、車(C35 laurel)を中心としたマニアックでもしっとりとした日記です。

 

↑は、先日公開したJarlyさんとのコラボ曲で今回は、その解説でございます~

 

ブログ記事はこちら~

 
まず、Jarlyさんの音って一音一音がアツいじゃないですか?
ギターの素を活かした職人的なタイプだと個人的に思ってます。
でっ前からそういう音とアナログシンセの音の融合はやろうと思ってたんですね。
具体的は、伝統的なアナログシンセはもちろん、最近のグラニュラーシンセや
スタインのLoopmashあたりを使った妖艶なサウンドと融合させてーと想定してました。
どっちかというとミドルテンポ以下のふかーい感じので絶対溶け合うと思ってるんですよね。
でっ頂いたサンプルがちょっと予想に反しリフを主体としたもの。
もちろんこれはこれでかっこいい。
 
とりあえず、頭の中の想定を軌道修正~
ならば、アナログシンセはアナログシンセだけど、
LinDrum使った80年代っぽいビートを感じるもので合わせようとオケ作りました。
あと、この曲は、基本リフが肝でそこは、和太鼓と併せたいと思いああなりましたW
 
◆ドラム
使った音源はXLN Audio Addictive Drums 2で使ったサンプルは、Reel Machinesです。
当初は、LinDramでしたが、最終的には、909にしました。909好きなんですよね。
以前も紹介しましたが、意外と自分は、アディクのReel Machinesサンプル好きです。
でっドラムには、SSLのバスコンプ入れてちょっとアタックタイム
遅くしてビート感を強調しました。また、サウンドとしては、
サチュレーション効果と音質整えるためWAVES VITAMINで微調整~
 
あと、Jarlyさんと自分のやりたいことが合致してちょっとうれしかったのですが
ドラムはちょこっとスウィングさせました。8部音符の3連符で20%位設定しました。
 
◆和太鼓
使った音源は、In Session Audio Taiko Creatoです。こいつ音はいいのですが、
ちょっと曲者でハイヤーとかのかけ声のサンプルそのまま打ち込むと曲とずれます。
サンプリングの問題なのか和のノリなのかは分からんですが、
毎度フリータイミング補正で曲に合わせて設定してますW
 
◆ベース
使った音源は、UADのPolyMAX Synth(こないだスタインのキャンペーンでもらったやつ)と
Reveal Sound Spireキラキラサウンドイメージの音源ですが、意外とベースも良かったりします。
上記2つの音源をミックスしてます。2つ使った理由は、厚み上げたかったのと
PolyMAX Synthは今流行りのサブベース的要因も目論んでブレンドしました。
あっ因みに自分はサブベース音源もってねーですW
あと4つ打ちじゃないですが、ドラムトラックをセンドで送ってベーストラックの
コンプレッサーでサイドチェイン掛けました。
 
◆シンセ
沢山使いましたが、結構広い範囲で聞こえるシンセストリングスっぽい音は
SteinbergのグラニュラーシンセのPadshopです。今回はあんまえぐい音は使ってないですが、
良ーく聞くと複雑な動きをしてるので、ただのシンセストリングスじゃないっていう
隠し味的に使いました。あと、メインテーマの時にバチバチいってるアルペジエーターの
シンセは、Spireです。Spireらしいアグレッシブな音ですが、
 
自分の意図は、以下3つの融合でよりJarlyさんのリフが活きると思い追い込みました。
・Jarlyさんの基本バッキング
・Spireアルペジエーター
・909のタイト打ち込み
→当初は8ビートでしたが、この組み合わせ考えて16ビートに変更
 
◆効果音
使った音源というかサンプルになると思うけどW
native instruments battery4 面白いの結構入ってるんですよね~
 
◆ ギター(Jarlyさん)
3パートいただいておりマイクプリや音の方向性はこうしました。
・バッキング→APIでバキっとマルチバンドステレオイメージャーでブースト
・ソロ→Naveでしっとりと(コンプはかけない)VITAMINで味付けと音圧アップ
 magnet(テープサチュレーター)でまろやかに。リバーブは、Eventide Blackholeで
 きれーでふかーいので仕上げました。
・クリーン→Naveでしっとりと(コンプはかけない)、パルテックEQでちょっとすっきり
 VITAMINで更に微調整 ik multimedia amplitube 5のX-TIME(ディレイ)と
 ピッチシフターで+12度をうっすら。リバーブは、Eventide Blackholeで
 きれーでふかーいので仕上げました。
 
◆ギター(大)
実は、うっすら、7弦ギターでクランチ気味の刻み入れてます。
入れた意図は、バッキング際出すためとボトムの補強です。
909のドラム結構パワフルなのでその繋ぎですね~
使ったモデリングはよーわからんMarshall系のやつです。
 
◆センドリバーブ
SSL Native FlexVerbで曲が際立つかなーで珍しくタイプはROOM使いました。
 
◆ピアノ
Steinbergのsteinberg the grand 3で使ったサンプリングは
ヤマハのC7です。インサーションのディレイは、WAVESのH-Delay
リバーブはBlackhole
 
◆マスタリング
V-COMP(コンプ機能オフ)→MasterRig
(マルチバンドコンプ、マルチバンドサチュレーション、マルチバンドイメージャー)
→Ozone11(EQ、Impact、Imager、Clarity、Stablizer、Dynamic EQ)
→Shadow Hills ClassA Masterring Comp→Kramer Tape 
 
 
そして、色々やりまくってたら最終的にはまじでプロジェクトが
全然再生できなくなりましたW
型落ちととは言えCorei9 9900K メモリ32GBっすよ。。。。
最近のソフトの負荷がまじやべー。。。
 
泣く泣くフリーズ処理して作業してました。
まじで今年パソコン組み換えっすね。