これです。
まず使った音源から
◆ピアノ
Steinberg The Grand 3
もちろん、ここぁ♡さんのピアノがメインですが、1:49から
こっそり自分もピアノ弾いてみました~
こっからがこの曲のクライマックスと思い作品のブーストできないか
検討して入れました。
今さら感ですが、ここぁ♡さんのピアノが生ピアノマイク録りなので
ちょっと嘘くさいこいつ使いましたW
アップライトの音を補完するためスタンウェイサンプリング使いました
グランドさんは、上から下までキレイにドーンとでるんですよね。
ちょっと嘘くさいけど。
◆ドラム
XLN Audio Addictive Drums2
定番ですが、今回使ったライブラリは、Indieです。
自分の作業では初利用ですね。こいつはアナログ感もりもりの
ポップ系なライブラリです。ここぁ♡さんのピアノが
アップライトマイク録りなのでハイファイじゃなくて心地よいアナログサウンドが
合うかなぁの判断です。
◆パイプオルガン
ここは、専用のいい音源持ってなかったのでHALION7のライブラリー使いました。
悪くはなかったですが、すげーって感じもしなかったのでちょっと無念ポイントです。
まじでパイプオルガンは初めて使ったと思います。
XJapanのローズオブペイン遊びでちょっと弾いた位ですW
◆ストリングス
Steinberg Iconica Ensembles
これ買ったはいいけど、あんまりときめいてなくて使ってなかったのですが、
ちょっとパラメーター変えたらいい感じになり見直しました。
設計新しいストリングス音源なので、詰めれば良い音源なのかも。
今後要追い込みや研究ありだなぁと思いました。
◆バイオリン
EAST WEST HOLLYWOOD ORCHESTRA OPUS EDITION
これも定番っすよね。サンプラー部分刷新されましたが、
波形含んだ基本設計は古いから根本的なバージョンアップしねーかちょっと期待しています。
生バイオリン入れるかかなり迷いましたが、手で弾いた方がはえーし確実の結論でしたW
◆エフェクト(書きたいところだけ抜粋)
・リバーブ
SSL Native FlexVerb
これはまじで自分が一番好きなリバーブ。素敵。全トラックに使いました~
・ピアノ用のダイナミック系エフェクト
WAVES MV2
まじで目から鱗だったのがこいつ、正直使ったことなかった。
ピアノがスマホマイクなので、どうやってバンドの中で埋もれずパワーアップさせようか。
ここが悩みどころでした。とりあえず、片っ端からダイナミック系のエフェクトアサインしてって
ん?こいつ良くね?詳細はどういう仕組みというか機能なのか調べたら
小さい音だけブーストして、でかい音は変化させない。とのこと。
それってマジでピアノにぴったりじゃん!!
今後の頻度高くなりそうです。
◆テンポ管理
でですね。今回むずかったのが、テンポです。
クリックなしのここぁさんのフリーテンポに各音色を追加です。
まぁ、だとしても、CUBASEのテンポ検知機能使えば割と楽にできるかなーと思ってました
検知したのがこの状態。まぁフリーは大体こんな感じになりますが要所要所が
あってりゃいいのです。と楽観的に思ってたらあとで大失敗がW
装飾音って分かりますかね?例えばドミソの和音入れる時に同時にじゃなくて
ずらしてド、ミ、ソと弾く。ソのタイミングが譜面上の小説の頭になるのですが
この検知機能、ドのタイミングで検知しやがってたW
でっここぁ♡さんそれが結構多いので検知させたらとんでもないことになったW
そりゃそうなりますよね。。。。
それちゃんと確認してなくて
①ここぁ♡さんのピアノCUBASEに入れるて軽くプラグイン入れる。
②テンポ検知
➂ドラムを手で弾いて仮データ作る。
④➂のデータを部分部分でクオンタイズ(DAWのテンポに合わせる)やった
そしたらドラムえれーーーーーずれたW
CUBASEは、トラックのWAVEデータにテンポを合わせる機能もあるけど
多分どのみちずれますよね。
むむむ。。。となりましたが、気を取り直してやったのは、
ピアノのタイミング補正
毎度言いますが、パットみめっさ補正してるじゃんとか思われるかもですが、
ハルメロさんもここぁ♡さんリズムキープ力は高いです。
遠隔で別trackで仕上げる作業であることと、あと、よりよく
ここぁ♡さんが意図するリズムがスムーズになるためです。
ここでそういう微調整って意味で作業です。微です。
自称エンジニアの意地ですW
バンドで同じ曲何度もってのならテンポ感とか分かりますが、
そりゃ、ハルメロさんとここぁ♡さん初だし自分だってお二人とナン十曲も
やったわけじゃないので、ずれは発生します。
ミュージシャンのテンポを活かした演奏ってやっぱ素敵じゃないですか?
ここぁ♡さんはちゃんとテンポ表現もできる方なので
そこを最大限に活かしたいってのが意図です。
クリッククソ、フリー最高っていう人は結構いますが、プレーヤーとしての
タイム感というかグループ出せるようになるのはものすげー難しいのです。
なのでちゃんとテンポフリーで演奏できる方って意外と少ないのです。
この作業はホント己のタイム感といかに相手のプレーをイメージして
同期するかなのでものすごーーーーーーーーく難しいです。
クリックで仕上げる方がものすごーく楽ですW
ちなみに蛇足ですが、バンドとかで長くやってるメンバーとかだと、
相手の音、表情、仕草でなんとなーくわかってくるのですよね。
検証してないですが、コロ助のせいでマスク文化になりましたが、
バンドの合わせもマスクあると精度落ちるんじゃないと個人的に思ってます。
とかとかホントにリズムは奥深くてむずいのです。
◆ベース
ここは最近の定番のスターリンの5弦です。相変わらずアギュラーサウンドいいなぁと
弾きながら思ってレコしました。ベースは、頭の中でどういうメロで行くとビートと
ピアノが美しくなるか考えながらやりました。もちろんこの手の曲なので
指弾きです~ 最近は、ギタリストのなんちゃってベースからちょっと進化して
ベーシストっぽくなってきたと思いますW
◆ボーカル
最後にハルメロさんのボーカルも入りここでもタイミング補正しました。
毎度ですが、ピッチ修正はしてないです。
自分のミックスの考え方ですが、タイミングはどうしてもグループ感とかでるので
補正しますが、極力ピッチ修正はしないです。
その方が生っぽくなりますからね。ボーカルにはインサーションでBlackwholeのリバーブも
入れてます~
ハルメロさんのいい意味でのはしゃしゃぎっぷりを活かしたかったので
あくまでメインは、ピアノとボーカルを意識してミックスしました。
◆その他
ここぁさんのピアノがアップライト、スマホマイクなのでピアノ輪郭が浮き立つように
アコギをうっすらリズムとして入れて、あとは、最後我慢できなくなってエレキいれましたW
ギターは、ここぁ♡さんの音がミッドよりなので、EMGのKellyでばきっとサウンドにしました。
細かいこと色々書きましたが、まぁ、ハルメロさんとここぁ♡さんの
音源いっちゃん早くもらって作業できて楽しかったので今回のコラボ
一番おいしいポジションは自分だった思ってますW
ハルメロさんここぁ♡さん
改めてコラボさせていただきありがとうございました。