全3回シリーズの最終回です。
今回は、感情的な対処や不倫相手への

対応についてお話しします。

 

夫に対しての感情のコントロールや、

冷静な行動がどれほど大切か、

そして不倫相手にどう対応すべきかについてお伝えします。

ぜひ最後までお読みください。

 

感情的な対処と不倫相手への対応

夫の不倫が発覚した時、

激しい怒りや深い悲しみに襲われるのは

当然のことです。

 

しかし、その感情に流されて夫と衝突してしまうと、

夫婦修復を目指す場合には、

関係がさらに悪化する恐れがあります。

 

感情的な言動は、

その場の一時的な感情を満たすだけで、

長期的には状況を悪化させかねませんので

賢い対応とは言えないケースが多いです。

 

ここで重要なのは、

感情をコントロールし、冷静に対処することです。

感情を整理し、冷静に行動するために

感情を整理するためには、

まず自分の内面に目を向けて、

怒りや悲しみを言葉にして表現することが効果的です。

 

頭の中で考え続けていると、

感情がぐるぐると巡り、

ますます出口が見えなくなることがあります。

 

信頼できる友人やカウンセラーに話すことや、

紙に書き出すことは、感情を整理する助けになります。

 

これにより、心の安定が少しずつ

取り戻しやすくなるでしょう。

 

冷静な心を保てるようになれば、

夫婦修復を目指して話し合う時にも、

建設的な対話ができる可能性が高まります。

 

不倫相手への対応は慎重に進める

もし、夫婦関係を修復したいと考えている場合は、

まずは夫との関係修復を優先しましょう。

 

不倫相手に対してすぐに行動を起こすのは

避けた方が良いケースが多いのです。

 

今は、夫との話し合いをしっかり行うことが大切です。

 

夫が向き合ってくれないのであれば

あえて何もしないで「様子を見る」

選択も考えてください。

(証拠を取るのはした方が良いです)

 

夫が本当に再構築に前向きであるなら、

不倫相手への対応は

後回しにした方がよいケースもあります。

 

 

一方、夫が不倫相手と別れず、

態度が曖昧であれば、慰謝料請求

検討する段階に入る可能性もあります。

 

この場合も感情的にならず、

証拠を集めた上で法的に冷静に

対応することが求められます。

 

心を安定させ、自分自身を守る

不倫相手に対処する際に最も辛いのは、

かつて味方だった夫が、

今では不倫相手の側に立っているように

見えることです。

 

この「あなた対夫と不倫相手」

のように見える今の構図は、

非常に孤独で辛いものですよね。

 

しかし、こういった状況でも、

自分自身の心を安定させることが最優先です。

感情を整理し、

心を落ち着けた状態で行動を起こすことが、

今後の夫婦関係にとって重要な基盤となります。

 

そして、前回もお話しした通り、

証拠を集めておけば、

夫が有責配偶者であることを証明でき、

あなたは夫婦修復のための時間を十分に確保できます。

(有責配偶者とは、不倫など婚姻関係における

重大な過ちを犯した側の配偶者のことです。

この場合、相手からの離婚請求は

基本的に認められません。)

 

離婚を検討している場合は当然ですが、

離婚を避けたい場合も、

証拠をしっかりと揃えることで、

あなたの立場を守りつつ、

じっくりと関係を見直すことができるのです。


 

この3回目のシリーズでは、

感情的な対処と不倫相手への対応について

お話しました。

 

次回は、さらに具体的な対応策や、

法的手段を取るべき状況について

掘り下げていきます。

 

感情を整理しつつ、自分の心を守ることが、

長期的な成功の鍵です。

 

どんな状況でも、

あなた自身を大切にしながら、

冷静に進んでいきましょう。

 

 


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不倫と夫婦問題を解決する行政書士
カウンセラー 安富ゆきえ

 

全3回でお届けするブログの2回目です
今回は、夫の不倫が発覚した時に、

どう冷静に行動し、

証拠を集めるべきかについてお話しします。

 

次回の3回目では、

感情的な対処や不倫相手への対応について

深く掘り下げていきますので

ぜひお読みください。

 

 

賢く作戦を立てることが成功への鍵

不倫を問い詰めた時、

夫が浮気を否定したり、

あなたに非があると言い訳をしたり、

時には何も言わずに家を出て行くことにも

なってしまうかもしれません。

 

そんな時、感情的に問い詰めたくなるのは

当然ですが、

ここで冷静さを保つことがとても大切です。

なぜなら、今後の状況を有利に進めるためには、

証拠を集めることが必要だからです。

 

もし浮気の証拠をしっかり集められれば、

夫は有責配偶者となります。

 

この場合、あなたが離婚を望まない限り、

夫からの一方的な離婚の申し立ては

成立しにくくなります。

 

逆に、離婚を選んだ場合には、

慰謝料を請求するための

大きな材料にもなります。

 

証拠を集めることは、

あなたにとって

重要な切り札となるのです

 

さらに、もしあなたが離婚を避けて

夫婦関係の修復を望んでいる場合でも、

有責配偶者である夫は、

あなたが同意しない限り基本的に

離婚を進めることはできません。

 

ここで重要なのは、

離婚を決める権利があなたにある

ということです。

 

この状況なら、焦らずに夫婦再構築のための

時間をしっかり確保することができます。

 

離婚するかしないかを決めるのは

あなた次第なのです。

 

感情的に問い詰めてしまうと、

夫が証拠を隠したり、

さらに慎重に行動するようになり、

浮気の事実を証明するのが難しくなります。

どれだけ不倫が事実でも、

証拠がなければ法的に追及することはできません。

 

だからこそ、まずは感情を抑えて、

証拠を集めることに集中する

ことが大切です。

 

証拠が揃えば、あなたの立場を守るための

強力な武器になるのです。

 


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不倫と夫婦問題を解決する行政書士
カウンセラー 安富ゆきえ

 

今回のテーマは

「夫の不倫が発覚したときにどう行動すべき?」

を全3回でお届けします。

1回目は感情的にならず、

賢く行動するためのポイントをお伝えします。

 

 

 

 

夫の不倫が発覚したとき、

まず最初に浮かぶ感情は

「どうやって復讐してやろうか」

という怒りや悲しみかもしれませんね。

 

しかし、ここでいう復讐は、

感情的に不倫相手の家に押しかけたり、

夫の物を壊すような行動ではありません。

 

それでは、相手に振り回されるだけで、

あなた自身も傷つくだけです。

 

 

 

本当に効果的な復讐は、

あなたが幸せになることなんです。

 

愛する人に裏切られたあなたには、

もっと幸せになる権利があります。

 

自分の人生をより良くすることで、

相手が後悔するような

「大きな幸せ」を手に入れるようになることが

最終目標にしてもらいたいのです。

そして、もし不倫が原因で

あなたの心が傷ついたり

婚姻関係にひびがが入ってしまったら、

慰謝料を請求

することも選択肢に入れてくださいね。

 


賢く復讐するためのポイント

  1. 感情に流されず、冷静に行動する
  2. 自分が幸せになることが一番の復讐
  3. 証拠を集め、適切な方法で慰謝料を請求する

多くの方がやってしまいがちな失敗は、

感情的に泣き叫んだり、

不倫相手に怒りをぶつけたりしてしまうことです。

 

感情に任せて動くと、

結果的に不倫の証拠が集まらず、

慰謝料の請求も難しくなることがよくあります。

 

また、万が一離婚を突きつけられた場合には

相手を有責配偶者にすることも

難しくなりますし、

慰謝料等含めて、有利な離婚が

しにくくなってしまいます。

 

だからこそ、今は冷静さを保ち、

どうしたら、少しでも

自分が幸せになることに繋がるかを考え、

その行動をすることにしましょう。

 

まず今大切なのは、

証拠をしっかり集めることです。

 

冷静に行動し、

必要な情報を手に入れることで、

後から振り返って「良かった」と思える

選択をしてほしいのです。。

 

 


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不倫と夫婦問題を解決する行政書士
カウンセラー 安富ゆきえ

 

不倫夫(妻)と話し合いのタイミングはいつ?

もし、不倫をしている夫や妻から突然

「離婚」や「別居」など想定するような、

重要な話し合いをしようと言われた場合、

どう対応するか悩みますよね。

 

相手から持ちかけられた話し合いについては、

焦って相手のペースに乗ることは避け、

しっかりと準備をすることが大切です。

 

相手が話し合いを持ちかけてきた

タイミングにすぐ応じてしまうと、

相手が準備を整えた上で話を進めてしまい、

こちらが冷静に対応できないまま

相手のペースで話が進んでしまうことが

多くなってしまいます。

 

 

そうなると、自分の意見が十分に伝えられないまま、

感情的になってしまうこともあります。

 

 

自分でタイミングを決め

準備をしっかり整える

 

重要な話し合いをする際には、

まず自分自身が冷静になれる時間を確保して、

タイミングを自分で決めてから、

相手に提案しましょう。

 

話し合う内容も事前にしっかりと考えて、

台本を作るくらいの気持ちで

準備をすることが大事です。

 

話し合いの最中に感情が高ぶったとしても、

準備しておいた内容やテーマに集中することで、

冷静さを保ち、あなたのペースで

あなたが本当に話し合いたいことを

話し合うことができることに繋がるんです。

 

心理学的にも、自分でタイミングを決めて

コントロールすることで、

安心感が得られます。

 

これは「自己効力感」と呼ばれていて、

自分の行動をコントロールできる感覚が、

あなたの冷静な判断をサポートしてくれるのです。

急な話し合いの提案には注意が必要

相手が突然「離婚」や「別居」といった内容を

想定させるような話し合いを求めてきた場合、

何か裏に意図がある可能性もあります。

 

不倫相手からの入れ知恵や、

不倫夫(妻)も話し合いの準備をしていて

状況を自分に有利に進めようとしていることが

よくあります。

 

だからこそ、相手のタイミングに

すぐ応じるのではなく、あなた自身がしっかりと

準備を整えてから話し合いを提案しましょう。

 

あなたのペースで進めることが、

冷静な話し合いができることにつながっていきます。

 

 


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不倫と夫婦問題を解決する行政書士
カウンセラー 安富ゆきえ

 

これまで、公正証書のメリットや

手続きについてお話してきました。

 

今回は、最後に

「注意点とまとめ」

をお伝えします。

 

これまでの内容を整理しながら、

公正証書を作成する際に

気をつけるべきポイントを

しっかり確認しましょう。

 

 

公正証書を作成するときの注意点

 

公正証書を作成する際には、

示談書の内容がきちんと明確になっていることが

大切です。

 

たとえば、慰謝料の金額や支払方法、

期日などがはっきりしていないと、

せっかく作っても、強制執行ができなかったり

する可能性もあります。

 

また、実際の手続きでは、

不倫相手と公証役場で顔を合わせることに

抵抗を感じる方も多いです。

 

そのため、私たちのような士業などに委任して

手続きを進めるケースも多くあります。

 

委任を行う場合には、委任状を作成し、

そこに実印を押す必要があります。

 

また、印鑑証明書の添付も必要になるため、

これらの書類が必要だということを

知っておくことは大切です。

 

 

委任をすることで、直接のやり取りを避け、

スムーズに手続きを進めることができるので、

精神的な負担を軽減するためにも

検討してみてくださいね。

 


まとめ

 

不倫の慰謝料を確実に支払ってもらうためには、

示談書を公正証書にしておくことが

非常に有効です。

 

万が一、相手が支払いを怠った場合でも、

強制的に執行できることで、

あなたが安心して前に進むことができます。

「公正証書って難しそう」

と思われるかもしれませんが、

まずは、専門家に相談して、

あなたの権利をしっかり守る方法を

考えてみてください。

 

 

 


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