ブルーレイが再生できなくなった。↑エラーメッセージ出て問答無用でディスクが排出される。ピンボケ酷い写真だが撮り直すの面倒で(苦笑)

DVDは問題なく見れている。

ブルーレイを読み取るレンズが汚れてると思われる。

 

これまでこのレンズクリーナーシリーズの「レベル3 極超強力」を使ってた。

俺は喫煙者なんで、レンズにタバコの煙の汚れが付いてるはずなんで。

でも今回このレンズクリーナーも通用しない。

くっそー、プレーヤーをビニールに入れて使ってりゃよかった…。

ちなみに俺の部屋ではビデオデッキも現役なんだけど、

…昔ビデオテープで出たがその後円盤化されなかった作品は膨大な数あって、その中に隠れた佳作や傑作・B級的にたまらん作品がたくさん存在するので、今でもビデオデッキ必須。

未だ持ってない、あるいは存在すらまだ知らない作品があって、それを手に入れて見るにしろデジタル化保存するにしろ、まずは原版たるビデオテープとビデオデッキが必要なんである。

配信で見れば?ってのは間抜けなツッコミで、円盤化すらされなかった作品、特に怪しいとかマイナーな作品は配信だってされてないんである。

レンタルビデオ店が急増して需要がハネ上がってた時期にビデオ会社があちこちから買い漁ってきたどこの馬の骨とも知れない、知る人ぞ知る、あるいはもう忘れ去られた、貴重な玉虫色の作品群(苦笑)。

で、ビデオデッキは昔から使ってたのが2台あり、1台は再生用で、もう1台はダビング用だった。今となっては1台は普段使いで、もう1台はこれが駄目になった時の予備として控えている状態。

1台はダンボールに仕舞ってあって、もう1台通常使用してる方は常時ビニールに入れてある。だから埃やタバコの煙などはほぼ入らない。

 

ブルーレイの話に戻って、

家電店で新品を見ると同一物…ではないな、俺が買ってから数年経ってるからマイナーチェンジしてる後継機だろうが、まぁ延長線上といっていいだろう、

なのに俺が買ったやつは¥8000台、今売ってるのは¥14000台。

別の機種でもっと安いのでも¥13000台。

なんでこんなに値上がりしてる?

世界情勢とかで飲食物もPCの値段も電気代もいろんなものが値上がりしやがってるから、そういう事なんだろうけど。

俺の経済力からすると¥8000台でも高いと感じるのに…(苦笑)

修理に出すって頭は端からないのよ、どうせ買った金額より高い修理代になるんだろうから。知らんけど。少なくとも¥3000程度で買ったDVDプレーヤーは修理に出した方が高くつくので買い直してた。

それでしゃあない、買いにいったのよ。¥13000台のやつの、なんつーの、買いたきゃコレをレジカウンターに持ってけみたいなカードが1枚だけ残ってて、それ持ってったら20~30分も待たされて(マジで)、挙句バックヤード探し回ったんですけど無いんです みたいな。

だから買わずに帰宅。

 

そういえばクリーニングディスクが通用するのに段階があった気がする。

読み取れなくなって このクリーニングディスク使ってすぐ直って、そのうち使ってもすぐには直らずしつこくカマしたら直って、そうして現在まったく通用しない、という流れだったような…。

タバコのヤニ?の汚れが今やクリーニングディスクのブラシが通じない厚さなのかも?(クリーニングディスクのブラシはすごい細くて小さい)

直し方を検索したら自分で機器を開けてレンズを綿棒と無水エタノールで清掃した人のレポートがあって、しょうがねェな俺もやってみっか…と。

綿棒は百円ショップで買ってくればいいが、無水エタノールって百円ショップで売ってたっけ? このレポートの人はドラッグストアで買ったっぽいが、ドラッグストアだと¥500~600とか¥900ぐらいすんのかな?

金かけたくねーなー…  あ、レンズクリーナーのクリーニング液でいっか。

 

さて、勝手に本体を開けたら保証が利かなくなる=自己責任である。

まぁ「極超強力」レンズクリーナーが最早効かない、プレーヤーは買ってから数年経ってるから保証期間でもない、修理代は購入額より高い(知らないけど)

であるなら新品買うしかなく、だったら解体して自分で清掃試してみたってなんの損があるよ? ってなもんである。これでも駄目だったら買えばいい。

(中古で買うとかアマゾンで新品で安いの探してみるという方向性もあるのだが、中古だとどの程度の劣化ぶりか買う前に知る由はないし、アマゾンの安物は要注意である。)

あと過去にブッ壊れたノートパソコン本体を開けて対処して新PC購入を回避したことがあるので、

損得勘定で自分でやった方が…という時は自分でやるのはやぶさかでない。ちなみに俺は別に機械に強い人ではございません。

 

いざ綿棒買おうとしたら、種類がいっぱいあるな…

今回は用途が用途なんで先が細い方が適してると考え、ベビー用なやつか「メイク仕上げに!メイクアップ綿棒」ってやつかで迷ったが、ベビー用は先端が細いのみならず全体的にも細すぎなんで、「メイク~」の方をチョイス。

セルフレジで助かった。有人レジだったらこのオッサンなんなんって思われそうだ(苦笑)。

 

…というわけで分解に入る。PCの時より楽なはずだ。

ノートPCの時は内部を開けるとハードディスク/光学ディスクドライブ/バッテリー/基盤などが並んでて、その中から

ハードディスクを交換したり、

光学ディスクドライブを交換しようとしたり、

膨らんだバッテリーを排除したり、

壊れてバカみたいにでけェ異音を発し続ける排熱用のファンを取っ払ったり(→そのまま起動し続けるとものすげぇ熱くなるので100円ショップで買った保冷剤で冷やしながら稼働・苦笑)

キーボードがあちこち壊れて心霊現象かってぐらい勝手に狂ったタイピングするので内部の上側(キーボード側)と下側(HDDとかバッテリーとかある底部側)を繋いでる配線みたいなの?外して接続切ったり(突然勝手に同じ字が延々ノンストップで入力され続けて止まらない様はまるで『シャイニング』で狂ったジャック・ニコルソンがタイプライターで延々同じ言葉を打ち込んでた時のような、最早ホラーだよ。→外付けキーボードへチェンジ

したのに比べれば、

今回はレンズの清掃をするだけ。それに俺のはデコーダーではなくただのプレーヤーなのでハードディスクは内臓されておらずシンプルな構造のはず。

 

まず本体外側のカバーを外す。

当たり前だが電源ケーブルとHDMIケーブルは外してある。作業しづらいからでもあるけど、電気機器を分解する時は通電してたら危ないから電源ケーブルぶっこ抜くのは基本。(PC内部開けた時は電源ケーブルだけでなくバッテリーも外して作業。)

ネジ外してカバーを取り外しにかかるが、これが意外に手こずる。ピタッとカッチリはまってる。ツメか、凹凸か… 外観をよく見たりマイナスドライバーを差し込んだりしつつ、手探りで進めてなんとか外した。

おやぁ?

レンズ見えねーぞ? どこだよ?

何か上に被さってるな… 両側がネジ留めされている。

外すと…

レンズがあった。

…って、ちょっと待て。

知ってる人は知ってるし知らない人は知らんってとこだが、ブルーレイのプレーヤーにはレンズが2つある。DVDを読み取るレンズとブルーレイを読み取るレンズは違うので、2つあるはずなのだ。

なのに1つしかない。

もう1つはどこか別の位置にあるのかとライトで照らしながら注意深く見たがどうにも見当たらない。(「コレ」って文字入れた下も見たが、ない。)

ネットで画像検索しても、どれもこれもレンズは2個並んでいる。

おーいおいおい… なんでこういうワケわかんねーことになる?

この1個がDVDの方のレンズなら、これをいくらキレイにしたところで問題は解決しないのだが、このまま途方に暮れててもしゃーないからこのレンズを清掃する。

綿棒の先端にレンズクリーナーのクリーニング液を垂らして沁み込ませ、レンズを拭いてく。

あまり強くやるとマズいらしいのだが、しっかり拭かないとならない。強い力で一度やるのではなく、軽い力で複数回やって汚れを浮かせて拭き取る感じで。

タバコのヤニで汚れてるのなら綿棒の先が茶色くなりそうなもんだが、まったく変色していない。本当に取れてんのか?

 

っつってもこれ以上どうしようもないんで、逆の手順で元に組み戻してく。

ケーブルを繋ぎ直してブルーレイのディスクをプレーヤーにかけてみると――

再生された! 成功だ。別のブルーレイを次々かけてもちゃんと再生される。修理完了アイアイサーだ。(ただ拭いただけなんだけどさ)

レンズが1つしかなかったのは一体なんだったのだろう。

まぁともかく新品買ってたら¥13000以上だったが、綿棒代¥110で済んだ。家電店で在庫無くてホント良かったよ!

フィオ「神様がまだ来るなって言ったのね」