ふるさと納税で逃げていった住民税
東京都世田谷区民が他自治体にふるさと納税をしたことにより、世田谷区は今年度分の住民税の流出額が約109億円となり、23区で初めて100億円を超えるそうです。
流出額は昨年度より1割増え、11年連続の増加。
区民税の8%近くが流出していることになるとのこと。
世田谷区のまとめでは昨年、区民約15万人がふるさと納税で約274億円を寄付し、そのうち流出額にあたる区税額控除額は約109億円だったそうです。
世田谷区は流出分を補うため、世田谷区への寄付拡充を図り返礼品を大幅に拡充。
23年度の区への寄付額は約3億3260万円だが、流出額との差は大きく、流出抑制や区への寄付拡大策を模索しています。
そもそも住民税をたっぷりとれる自治体ととれない自治体のバランスを取るために始まった制度ですが、さすがに100億円逃げていくようになると慌てたようです。
ふるさと納税制度はとてもおもしろく、奥深いので改良の余地はたくさんありますよ。
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