藤井八冠ついに敗れる
将棋の第9期叡王戦五番勝負第5局が6月20日、山梨県甲府市の常磐ホテルで行われ、藤井聡太叡王(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)が、挑戦者の伊藤匠七段)に敗れ、伊藤七段が3勝2敗で叡王位を初めて獲得しました。
藤井七冠は、2020年度の第91期棋聖戦でタイトル初挑戦。
渡辺明棋聖に勝って、17歳11カ月で最年少タイトル保持者になりました。
それからは無敵。
昨年10月に第71期王座戦五番勝負で八冠独占を達成。
以来ここまでの全八冠保持記録は254日です。
初めて奪取してからのタイトル戦無敗記録は22期で止まり、いったん七冠に後退です。
藤井七冠と同学年の伊藤七段とのタイトル戦は3度目。
緒戦勝ったものの、第2、3局を連敗。
しかし後がない第4局で勝ち、2勝2敗で最終局に。
振り駒の結果、藤井叡王は得意の先手番になりましたが敗れました。
伊藤新叡王は七段ながら、今や将棋界のトップクラスの実力者で、これまで藤井七冠に第36期竜王戦、第49期棋王戦でストレート負けと、挑戦しては敗れ悔しい思いをしてきましたが、ようやく勝ってうれしい初タイトル奪取。
鉄壁の藤井八冠を七冠にしたのは快挙です。
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