渚ゆう子「京都慕情」
を聴いていたら、懐かしい曲が流されました。
渚ゆう子さんの「京都慕情」でした。
発売から54年たっても、京都といえばこの曲と歌いつがれて
います。
「京都慕情」は、ザ・ベンチャーズが日本で発表した作品で、
渚ゆう子がカバーし、シングルとして発売しました。
まずザ・ベンチャーズが、日本で1970年11月25日に発売。
A面・B面曲共に2月発売のLP『ゴールデン・ポップス』からシングルカットしました。。
A面 京都慕情 (REFLECTIONS IN A PALACE LAKE)
当初の邦題は「パレスの夜」だったが、渚ゆう子さんへの楽曲提供が決まったことで「京都慕情」に改題され、シングルA面曲となりました。
B面 別れた人と (WAKARETA HITO TO)
ザ・ベンチャーズのインストゥルメンタル曲で、名曲「京都の恋」に続いてザ・ベンチャーズの「京都シリーズ」第2弾として発表されました。
「Reflections in A Palace Lake」という原題を持つ。 近年のザ・ベンチャーズのコンサートに於いては「雨の御堂筋」との2曲メドレーで演奏されることがある。
続いて渚ゆう子さんがカバーし、1970年12月1日にシングルとして発売しました。
発売元は東芝音楽工業(現:EMIミュージック・ジャパン)。
オリコンのシングルチャートで8週連続1位を獲得した前作「京都の恋」に続いてザ・ベンチャーズ作曲です。
この「京都慕情」で第22回NHK紅白歌合戦に初出場し、舞妓の姿で歌いました。
A面 京都慕情
作曲: ザ・ベンチャーズ 作詞:林春生 編曲: 川口真
B面 女の指輪
作詞: 橋本淳、作曲・編曲: 筒美京平
ちなみにA面の京都慕情を作詞した林春生さんを知っていますか。
フジテレビの『ザ・ヒットパレード』『新春かくし芸大会』『ミュージックフェア』等のディレクター・プロデューサー。
『ザ・ヒットパレード』のディレクターだったすぎやまこういち氏(後に義理の兄になる)から作詞を勧められ、「京都の恋」「雨の御堂筋」「ひまわりの小径」、『サザエさん』『海のトリトン』『鋼鉄ジーグ』の主題歌を作詞しました。
1976年にフジテレビを退職すると千代田企画に移籍。
『三波伸介の凸凹大学校』『アイ・アイゲーム』『TVプレイバック』『クイズ!早くイッてよ』等を制作しましたが、がんのため1995年に57歳の若さで亡くなりました。
★主な楽曲
いしだあゆみ「夢でいいから」
※林春生作詞家としてのデビュー作。
「太陽は泣いている」のカップリング(B面)曲(のちに表題曲に昇格) で、伊東ゆかり、南沙織、麻丘めぐみ、小林麻美、浅田美代子がカバー。
宇野ゆう子「サザエさん」「サザエさん一家」
浅田美代子「想い出のカフェテラス」
欧陽菲菲「雨の御堂筋」
キャンディーズ「ハート泥棒」
チェリッシュ「ひまわりの小径」「白いギター」ほか
渚ゆう子「京都の恋」「京都慕情」ほか
ポップコーン「ブルーロマンス薬局(ファーマシー)」
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