パパと呼ばないで再放送
なつかしいドラマの再放送でおなじみのテレビ埼玉で、来週火曜日19時から「パパと呼ばないで」が放映されます。
このドラマは、故石立鉄男さんと杉田かおるちゃんが出演した伝説の名作ドラマ(1972~1973年・40回)。
出演者は石立鉄男、杉田かおる、大坂志郎、三崎千恵子、松尾嘉代、有吉ひとみ、小林文彦、花沢徳衛、冨士眞奈美、望月真理子さん他でした。これまたなつかしい顔ぶれですが、鬼籍に入った方がふえたのが残念です。
オープニング曲は「虹」でした。
♪花はなぜ咲くの いつか散るのに 陽だまりの中で
君は話しかける 小さなアリにも ああ夢はあるのかい
走れ夢の中 虹に向かって 空の果てまでも
誰かがどこかで君を愛してる はるかな遠い空♪
放映当時はレコード未発売。
歌ったのは「貝がら」というグループです。
「パパと呼ばないで」は日本テレビ系列で水曜日20時から「気になる嫁さん」(榊原るみ主演)の後に放映されました。この番組の後は「雑居時代」でした。
当時の石立さんは「おくさまは18歳」、「おひかえあそばせ」などで乗りに乗っていて、この後も「水もれ甲介」や「夜明けの刑事」「噂の刑事トミーとマツ」などで活躍しましたが、2007年に64歳で亡くなりました。
ドラマのあらすじは、独身男の安武右京(石立)が亡くなった姉(長内美那子)の子・橋本千春(杉田)を引き取り、佃島の井上精米店の二階に下宿を始めます。
当初子供の扱いが判らずとまどう安武でしたが、井上ご夫妻や娘たちに見守られ、恋の話も交えながら、実の親子のようになっていく話です。
途中で千春の失踪していた実父(松山英太郎)が迎えにきて渡したりもしますが、結局は帰ってきます。そして最後は井上家長女の園子(松尾)と結婚してハッピーエンドになります。
右京の友人(江守徹)がいい味を出していました。
また田島令子、望月真理子、早瀬久美らの美人が次々に右京の前に現れて好きになったりふられたりし、それを見て右京に心を寄せている井上家の姉妹がやきもきする様子がとてもコミカルで、とても心温まるドラマでした。
この時代らしく右京親子が銭湯に通い入浴するシーンが多々ありましたが、今ではダメ。どうするのでしょう。
近所の魚屋の娘役だった冨士真奈美さんと杉田かおるちゃんは「ぴったんこカンカン」で共演しました。さすがのかおるちゃんも冨士さんの前では頭が上がりませんでした。
昔のドラマはおもしろかったです。
温かさや意外さがあり、26回とか52回しっかりと放映したため役柄や話の筋になじむことができました。 TBSの「ありがとう」が好例です。
今のドラマは10回で終了。
これではいつの間にか終わってしまって良くわかりません。
ストーリーもありきたりで、よほどのことがないと高視聴率が取れないはずです。
終了から50年。
昔はたびたび再放送していましたが、最近は見られませんでした。
時代がすっかり変わったのがなつかしく、おもしろいと思うので、毎週録画しながら40回じっくり見ようと思います。
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11/24追加
先日第一回を見ました。
うちからそんなに遠くない東武線堀切駅のなつかしい風景から始まりました。
ここは数年後に3年B組金八先生の舞台になりますが、もちろんこのドラマはそのずっと前です。
他にも銚子駅、二重橋前、佃など拙者にもゆかりのある町の50年前の風景を見ることができました。
いやもうなつかしいのなんの。
そして井上精米店の家屋の古いこと!!
昔の民家はこんなだったなと感動しましたよ。
12/1追加
第三回を見ました。
衝撃的だったのは都電が動いていることでした。
右京は佃島から都電に乗り二重橋前の会社に通うのです。
会社の建物は当時でもかなり古い。
電話機も自動車も古い。
千春がはしかにかかり頭を冷やすのに、
なつかしい氷嚢や水枕を使っていました。
携帯電話やベットボトル、冷凍庫がない当時にどんな風にしていたかがうかがえました。
2/9追加
とうとう都電が廃止になりました。
3/5追加
なつかしい、浅草松屋屋上の遊園地を見ることができました。
蔵前国技館で北の富士と高見山の一番も。
立ち小便のシーンがあり、今ではありえません。笑
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