我が人生におけるラジオとのつきあい その10 | 気ままな暮らしDAISUKI!

我が人生におけるラジオとのつきあい その10

中学生の頃は、朝は眠くてなかなか起きられず、夜はずっと起きていたいもの。しかし限界があり、拙者は24時前後までが精いっぱいでした。

そのため25時前に放送されていたTBSラジオ「SONY BCLジョッキー」まで持たず、ほとんど聴けませんでした。

BCL番組で聴いていたのは夕方に日本短波放送・ラジオたんぱで放送していた「ハロージーガム」「BCLスクランブル」、そして途中からタモリさんが司会者になった「BCLワールドタムタム」でした。

 

しかし連日がんばっているとだんだん慣れてきて、25時からの深夜放送を聴けるようになりました。

TBSラジオの「パック・イン・ミュージック」は小島一慶さん、愛川欽也さん。

文化放送の「セイヤング」は谷村新司さん、せんだみつおさん。

ニッポン放送の「オールナイトニッポン」はタモリさん、笑福亭鶴光さん。

これらを連日のように聴いていると翌朝のきついこと。

今のようにラジコがない時代ですから。もしカセットに録音するとしても120分は無理なのです。

 

TBSの木曜深夜・金曜早朝に放送していた「金曜パック(那智チャコパック)」は声優の野沢那智さんと白石冬美さんの担当。

新聞のラジオ欄で知ってはいたものの、お笑いタレントではないので、どうせおもしろくないだろうと思って当初は聴きませんでした。(なんという無知、早合点、思い込み、もったいない)

ところがある日たまたま聴いてみると、これがすごくおもしろい、どんどん引き込まれていきました。

パックインミュージックの目玉曜日だと知るのが遅かったわけです。

結局1982年の最終回までのお付き合いになり、苦しい大学受験生活の潤いになってくれました。いろいろなことを教えてくれた番組でした。

こんなにおもしろい金曜パックを、そしてパックインミュージック全体を打ち切りに追い込んだのは、ビートたけしのオールナイトニッポンでした。

たけしさんが出演した「オレたち ひょうきん族」は「8時だヨ! 全員集合」も打ち切りに追い込みましたね。

わが足立区の星・北野武さんはすごい人です。

今のように足立区出身タレントがたくさん現れるようになるまで、先代の圓楽師匠、田中好子さん、北野武さんは数少ない足立区のスターだったのです。

 

深夜まで学習をする受験生の孤独な心を癒してくれたラジオでしたが、日曜日の深夜つまり月曜の早朝は放送設備点検のため停波します。

聴く方とすれば夜次々に終わっていくので、どこかやっている放送局はないかとダイヤルを回して探します。

そこで出会ったのが1314kHzラジオ大阪「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」でした。

ここは26時半くらいまで放送していました。

新野先生のこと、大阪のことなどいろいろ教えてもらいました。

つづく
 

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