あらたまげたよ、はなおかじった

藤子不二雄先生の漫画『忍者ハットリくん』。

もうずいぶん前のことになりましたが、テレビ朝日でアニメで放映されました。

大昔、実写版で二度放映されています。

ただしハットリくんの顔の部分は絵です。(笑)

一度めは、昭和41年4月から放映された東映京都テレビプロ制作の『忍者ハットリくん』。

二度めが、昭和42年8月から放映された東映東京制作所の『忍者ハットリくん＋忍者怪獣ジッポウ』で、拙者が見たのはおそらく二度めの再放送です。ジッポウが出ていましたから。

こちらは松坂慶子さんがお姉さん(藤野タカネ) 役で出ていたそうですが、幼児だった拙者は覚えていません。

しっかり覚えているのは、お婆さんである「あらたま げたよ」(演じたのは堺駿二さん)と、谷村昌彦さんが演じた先生「はなおか じった」です。

ど田舎の方言で、「鼻をかじったじゃねえ、花岡実太」と言うくだりが毎回あって楽しみでした。

「あらたま げたよ」の方は「あら、たまげたヨ」との洒落ですが、「細うで繁盛記」でおなじみの新珠三千代さんの名前も意識していそうです。

演じた堺駿二さんは、ザ・スパイダースからソロ歌手になったマチャアキこと堺正章さんのお父様。

人気絶頂の時、過労からか54歳の若さで倒れ急逝しました。

当時本当に驚きで、今でも残念でなりません。

駿二さんを知っている方々は、最近のマチャアキは似てきたねと感じていることでしょう。

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