園まり「逢いたくて逢いたくて」
日本芸能界の三人娘だった園まりさんの大ヒット曲
「逢いたくて逢いたくて」
は故岩谷時子さんが作詞、故宮川泰さんが作曲した名曲です。
歌詞も旋律も美しくすばらしい。拙者は大好きで、毎月カラオケで歌っています。ちょっと難しい曲ですが、95点くらいは可能です。
第一興商のカラオケで歌うと、後述する映画の映像がバックに流れて楽しめます。
この曲が1966年1月にリリースされた後、6月には日活映画「逢いたくて逢いたくて」が上映されました。拙者は2008年にBSで初めて映画を見ることができ、大好きな松原智恵子様の若き日を拝むことができてとても感激しました。
映画には主役の園まりさんはもちろん、渡哲也、松原智恵子様、伊東ゆかり、中尾ミエ、ザ・ドリフターズ 、小沢昭一とそうそうたるメンバーが出演しています。
ストーリーは、部長(小沢昭一)が授業料に窮して楽器を質入れ、運営も行き詰まってしまった某大学サークルの部員の道子(園まり)が部の再建のため偶然催された“園まりそっくりショー”に応募、見事優勝して賞金を獲得するが、本物の園まりが病気で声が出なくなったことから道子にその代役が回ってきて、記者たちに怪しまれながら人気者の大変さを体験する、という歌手の園まりが二役を演じる青春歌謡もので、なかなかおもしろかったです。
この曲は園まりさんの19枚目のシングルでした。
原曲はザ・ピーナッツの7枚目のシングル「手編みの靴下」（1962年）で、作詞者の岩谷時子さんが新しい歌詞をつけたリメイク版ですが、その「手編みの靴下」は平野愛子の「港が見える丘」(作詞作曲：東辰三)がベースとなっているとのことです。
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