高校の(40数年前)
確か古典の授業中
先生は新任の若い女性
女子高だったこともあって
友だち感覚で話す先生だった
どんな流れでそんな話になったのか
覚えていないが
先生「昔はねぇ、
○薬を飲んで自○する人が
けっこういたのよ~」
お家が農家の人いる?と聞く先生
何人かが私の方を見る
「ふらさんのお家は農家なの?
そんな話聞いたことなあい?」
「………………ありません………」
「そうお?よくあったのよ~」
なぜそんな"面白い話"みたいに話すことが出来るのか
自分とは全く縁がない話だと思ってるからだな
先生、あのとき
私、嘘をつきました
うちのお祖母ちゃんがそうです
当時、私は6才
いっぱい泣いた 声をあげて泣いた
子供にはわからなかったいろんな事情が
あったのだろうけど
私が悪いんだと思い、ずっと後悔していた
大人たちは私以上に悲しみ、後悔していただろう
あのとき先生に
本当のことを言っていたら
先生はどうしただろうか
あら、ごめんなさい、と話を止めただろうか
それとも、嬉々として話に食いついてきただろうか
教職を続けていたとしても
もう定年退職しているかもしれない
別に会いたくもないけれど
そもそもそんな話をしたことなんて
教室を出たとたんに忘れたかもしれない
9月10日は 世界自殺予防デー だそうだ
生きてるだけで丸もうけ
byさんま師匠
あと数年でお祖母ちゃんが
亡くなった歳を追い越す
丸もうけを満喫しつつ生きてくからねー
世界中で悲しい事件が起こらないよう願います