つまづきフランス語
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être動詞の活用

être動詞は英語のbe動詞に近い超重要動詞です。

je suis ジュスィ
tu es トゥエ
il est イレ
elle est エレ
nous sommes ヌソム
vous êtes ブゼット
ils sont イルソン
elle sont エルソン

これも歌って覚えてしまいましょう。
「ジュスィ・トゥエ・イレ・エレ!ヌソム・ブゼット、イルソン・エルソン!」
つながりまくりのavoirと違ってêtreでリエゾンするのは「vous êtes」だけです。
「vous」(ヴ)で発音しない「s」が「êtes」とつながって「ゼット」と発音されます。
「il est」「elle est」はアンシェヌマンです。ひとつの単語として「イレ」「エレ」と発音します。
※「いるえすと」なんて発音すると絶対通じません。

être動詞はbe動詞の「SVC文型」と同じように主語と目的語をつなぐ役割をします。
Je suis Japonais. ジュスィジャポネ
私は日本人
Nous sommes étudiants. ヌソム・エテュディアン (sは発音しません!)
我々は学生だ。
Ils sont Parisiens. イルソン・パリズィアン (sは発音しません!)
彼らはパリ人だ。
Elle est Parisienne. エレ・パリズィエンヌ
彼女はパリっ娘だね。

冠詞のところで少し触れましたが、この文型の場合は無冠詞で使います。
êtreの後ろの名詞や形容詞を「属詞」といいますが、
属詞が「人種や身分、職業、国籍などを指すとき」には一般に無冠詞。
Il est médecin. イレ・メディシアン
彼は医者です
ただし「C'estの文型」(=Ce est、It'sと同じ)の場合は冠詞をつけてください。
C'est un médecin. セ・アンメディシアン
お医者さんがひとりいます。

être動詞は英語のbe動詞に似て「状態・場所・存在」に使いますが、
明らかにbeとは違う重要な文法が「("行くaller"の)複合過去」と「単純過去」です。


本当に混乱するのでここでは紹介しませんが、「être動詞は過去にも使う」とだけ覚えておくと良いでしょう。

それよりも!
「ジュスィ・トゥエ・イレ・エレ!ヌソム・ブゼット、イルソン・エルソン!」
これを歌って覚えてしまうのが先ですね。

部分冠詞(article partitif)

ここでは部分冠詞「du/de la/de l'」の基礎について簡単にまとめます。
「du」 = 「de le」の縮約形です。
「de l'」は母音もしくは無音のhの名詞につく場合のエリズィオンです。

英語の「of/from」に当たるとされる「de」ですが、
定冠詞「le/la」とくっついて、英語の「some of」に
近い使われ方をします。
物質名詞や抽象名詞など数えることができないものについて
「いくらかの」と具体的な量を示すときに使われます。

de vin デュ・ヴァン(ワイン)
de l'argent ドゥ・ラルジャン(お金)
de la bière デュ・ラビール(ビール)
de l'eau デュ・ロ(お水)

★(間違ってたらすみません)
日本語で「お酒」、「おビール」など「お」がつけられる名詞を
具体的に指し示す場合は「du/de la」を使ってよいのではないかと思います。
例えば「おコップ」とは絶対言わないでしょう、数えられますので、ここは定冠詞/不定冠詞を使うべきでしょう。
ただ日本語では「お体を大事に」という(あなたの~)がつくべき場所に
丁寧表現で「御(お)」をつけますので、これはイコールではないですね。

なぜここで定冠詞

さて前回、定冠詞・不定冠詞の基本をやったわけですが、
ここで英語との違いを紹介しておきます。

Tu manger la viande?
トゥ・マンジェ・ラビアンドゥ?
「きみお肉食べるよね?」

Vous aimez le vin?
ブゼメ・ル・ヴァン?
「ワインはお好きですか?」

英語で言えば
「Do you eat the meat?」
「Do you like the wine?」
になるので若干不安な感じですが、
フランス語では肉全般を指すときには「la viande」を使うことが多いようです。
日本語でも
(1)「きみ、肉食べるよね?」
(2)「きみ、お肉食べるよね?」
と聞かれると(1)は『何肉が出てくるんだろう…』と不安になるに似ているような気がします。

「le vin」については「このワイン」という表現は次のエントリーで
「部分冠詞」としてまとめますが、
目の前にある具体的な量(グラス、ボトルなど…)を指すのではなく
「ワイン一般」を指す場合はこの「定冠詞」を使った言い方が普通のようです。
同様に、ビール「bière」や水「eau」なども数えるのが難しい単語も
「la bière」や「l'eau」という感じに定冠詞つきで使います。
「l'eau」の例などはエリズィオンする上に、他の形(複数形など)で見ることはまずないですから、
ルオではなく『水はロ(l'eau)』として覚えてしまうのが懸命かもしれません。

そういう意味では私は最近まで「お肉」を「ラビヨンドゥ」という単語だと思って使ってました。恥。



★(おまけ)さらに混乱する例「étudiant」
前回「enfant」が聞き分けるのがきつい単語であることを紹介しましたが、
そういう意味では学生「étudiant」も相当難しいです。
男性/女性、単複に加えて「少年/少女」に当たる言葉がありませんし、
さらに「無冠詞で使う場合は身分や所属を表す」というルールがあります。
Je suis étudiant à l'Université de Lille.
私はリール大学の学生です
Il est étudiant en lettres.
彼は文学部の学生です

「学生たち」を意味する使い方なら「les enfant」と同じように
「les étudiants」(レゼテュディアン)が無難ですが、
うまく冠詞を使いこなせるとかっこいいですね。

-er/-ir動詞の活用

フランス語は活用が難しい、覚えるのが大変、といいます。
その通りだと思いますが、実はほとんどの動詞は規則活用です。
不定法(動詞の原形と考えてよい)の語末で判断できます。

■第一グループ「-er動詞」
 不定法が-erで終わる動詞
 parler(話す)、travailler(働く)、marcher(歩く)、aimer(愛する)、haviter(住む)、arriver(着く)
 ほとんどの動詞がこのグループに属します。

■第二グループ「-ir動詞」
 不定法が-irで終わる動詞
 choisir(選ぶ)、finir(終わる)など、あまり数は多くありません。

■「不規則動詞」
 aller(行く)、voir(見る)、savoir(知っている)、courir(走る)、
 partir(出発する)、venir(来る)、dire(言う)など
 人間の基本動作に関係する重要動詞に加えて、
 pouvoir(できる)、vouloir(必要とする)、prendre(とる)、devoir(ねばならぬ)
 など英語では助動詞として存在する動詞が含まれます。
 これらは軽い法則性がありますが、基本は主格とともに全部覚える必要があります。



…というわけで若干気が重くなったところで、第一グループの「-er」動詞(ウーエルベルブ)の活用だけは覚えてしまいましょう。
例としてparler(話す)を活用してみます。
これは直説法現在という基本の基本の活用です。

je parle ジュ・パルル
tu parles テュ・パルル
il parle イル・パルル
elle parle エル・パルル
nous parlons ヌ・パルロン
vous parlez ブ・パルレ
ils parlent イル・パルル
elles parlent エル・パルル

よく見ると、明確に発音が違うのは「nous parlons」と「vous parlez」だけです。
parlerの最後の「r」を「e,es,e, onz,ez,ent」と活用させます(il/elle, ils/ellesは同じ)。
リエゾンやエリズィオンなどは、母音か無音のhで始まるときだけ発生します。
愛する「aimer」(エメ)
j'aime ジェーム
tu aimes テュエイム
il aime イレイム
nous aimons ヌゼモン
vous aimez ブゼメ
ils aiment イルザメ
これはもう覚えたほうが早いかも、すみません。


次の「-ir」動詞ですが、これも法則があります。

chosir(ショワズィール、選ぶ)
je choisis
tu choisis
il choisit
nous choisissons
vous choisissez
ils choisissent

finir(フィニール、終える/終わる)
je finis
tu finis
il finit
nous finissons
vous finissez
ils finissent

一見難しそうですが、単純に最後の「r」が
「s,s,t,ssons,ssez,ssent」という活用だけです。
数は少ないのですが良く使うので、
過去分詞「choisi(ショワズィ)」「fini(フィニ)」も一緒に覚えると良いと思います。


ちなみに動詞の活用は辞書にはいちいち「-er」や「-ir」動詞の活用を書いていません。

つまり不規則活用しか明記してないので、
文法の本や丸暗記で、まずは正しくお覚えてしまいましょう。

avoir動詞の活用

英語の「have」に当たるという「avoir」動詞。
確かに「持っている」という意味がありますが、
「所有、状態、年齢、取得、経験」という使い方に加えて、
「複合時制」を作るのに使われます。
これは英語の過去完了などに比べ、さらに広い使われ方をしますので
まずは活用をしっかり覚えてしまうべきでしょう。

j'ai ジェ
tu as テュア
il a イラ
elle a エラ
nous avons ヌザヴォン
vous avez ブザヴェ
ils ont イルゾン
elles ont エルゾン

リエゾン、アンシェヌマン、エリズィオンしまくりで、
「has」に当たる三人称単数はすでに「a」一文字になります。
「J'ai」については既にひとつの単語です。
それだけよく使うということです。

何も考えずにとにかく覚えたほうが良いです。

「ジェ!テュア、イラ、エラ!ヌザヴォン、ブザヴェ、イルゾン、エルゾン!」
歌って覚えましょう。

以下例文です。

【所有】
Vous avez des enfants? ヴザヴェ・デザンファン?
Tu as des enfants? トゥア・デザンファン?
-Out, j'ai un fils et une fille. ウィ、ジェアンフィス・エ・ユヌフィーユ
お子さんはいらっしゃいますか?
こどもはいるの?
-はい、息子ひとりに娘ひとり。

【状態】
(1) J'ai mal à la t&ecric;te. ジェマラテット
(2) Vous avez un médicament? ヴザヴェ・アンメディカマン? 
(1)頭痛なんです、(2)何か薬を持っていませんか?
(1)のavoirが状態を示しています。
Elle a les yeux blues.
この文を「彼女は青い目を持っている」と訳してもいいと思いますが、
「彼女は青い目をしている」というように訳すのが自然で、
これを「状態」ではなく「所有」だと思い込むとちょっと変です。

【年齢】
Quel âge avez-vous? ケラージュ・アヴェヴ?
-J'ai trente-deux ans. ジェ・トラントデュゾン
おいくつですか? -私は32歳です。
ここで「Quel est votre âge?」と&ecirctre(英語のbe動詞にあたる)を使って聞いてもいいようですが、
普通はavoirを使うみたいです。日本語では年齢は「とる」ものですしねえ。

【取得・経験】
すみませんいい例が見つかりませんでしたのでまた今度。

【複合時制】
J'ai acheté du pain. ジェアシュテ・デュパン
私はパンを買いました。
Il a acheté du pain. イラアシュテ・デュパン
彼はパンを買いました。

複合時制については奥深いのでまた別のエントリーで詳細に書きますが、
英語の過去にあたる文法をavoirを使って作ります。
英語の初心者が必ず詰まる現在完了・過去完了に当たる文法も出てきます。
ただ、普通に聞いていると「Il a~」は「イラ」にしか聞こえませんから、
続く動詞「acheté」(アシュテ、買う)の活用形が聞き取る上では重要になってきます。

というわけでまずは難しいことを考えず、avoir動詞の基本の活用
「ジェ!テュア、イラ、エラ!ヌザヴォン、ブザヴェ、イルゾン、エルゾン!」
歌って覚えましょう。

tuとvousの違い

英語では二人称は単数も複数も「YOU」です。
家族で親子動詞であろうと大先生であろうと、
電話で知らない人と話するときも「you」です。
先生が学生に向かって「あなた方」というときも「you」です。

この二人称についてはフランス語は全く違う考え方をします。
「あなた」は「tu」であり「vous」です。続く動詞の活用も異なります。

大学のフランス語で「"vous"は丁寧な表現に用いる」と教わったために、
「"vous"は丁寧な表現」と勘違いしている人が居ますが(自分もそうだった…)、
「tu」と「vous」。
この違いは『相手との心理的距離』にあるといってもよいと思います。

■「vous」な感じのひとの例
・初めてあった人
・名前も知らない人
・名前を聞いたけど忘れた人
・握手もしたことない人
・「お客様」
・張り紙「汝、広告入れる無かれ」
・近寄りがたい「大先生」(人による)
・たぶん仲いいんだけど「vous」を使う人

■「tu」な感じのひとの例
・家族、恋人同士、仲間、友達、同僚
・教師と生徒
・名前を知って、忘れてない人
・挨拶でビズをする間柄
・自分のことを「tu」と呼ぶけど失礼に感じない相手
・神様(よくわかりませんがtuらしいです、父ですしね)

■フランス人が「すごい違和感」を感じる例
・さっきまで「tu」と呼んでくれてたのに「vous」になった
・「tu」なのに「please」というときだけ「s'il vous plâit」になる
一度「tu」になったら「vous」になることはまずありえないのではないでしょうか。

しかし先生が学生複数に向かって「君たち」というのは「vous」になります。
なぜなら「tu」の複数形は「vous」だから。
「諸君!」という日本語に似てますね。

そう考えると、ほとんどの二人称単数は「tu」でよいのだと思います。
というか普通に会話や文法を覚えるときは、「tu」は単数「vous」は複数とみなすようです。
飛行機で乗り合わせた人などは「tu」を使ってもよいと思いますが、
難しいのはビジネスの間柄ではないでしょうか。どこで「tu」に切り替わるか。
また先生が学生に「vousなんて使わなくていいのよ、tuで」といってあげる例も見たことがあります。

定冠詞・不定冠詞の基本

「フランス語のつまづき」シリーズ文法編に突入してみようと思います。
ちなみにこのシリーズのBlogは基本的には私の復習です。
E-ラーニングというか、Blogが学習に使えるかどうか、実践中。

というわけで効果としては
「大学時代にフランス語を履修した人が懐かしく思う」
ぐらいしかないかもしれません。



さて、フランス語には英語と同じように定冠詞「le/la/les」と不定冠詞「un/une/des」があります。
英語では「a/an」と「the」しかないわけですが、名詞の性別と単複によって変化します。
日本語への訳し方は英語と同じく不定冠詞が「ある~」、定冠詞が「その~」でよいとは思います。

【使用例・不定冠詞】
男性名詞・単数 un livre アン・リーヴル ある本
男性名詞・複数 des livres デ・リーヴル あるいくつかの本
女性名詞・単数 une carte ユヌ・カルト あるカード
女性名詞・単数 des cartes デ・カルト あるいくつかのカード


【使用例・定冠詞】
男性名詞・単数 le musée ル・ミュゼ (その)美術館
男性名詞・複数 les musée レ・ミュゼ (それらの)美術館
女性名詞・単数 la tour ラ・トゥール (その)塔
女性名詞・単数 les tours レ・トゥール (それらの)塔

フランス語は単語の語末のsを明確には発音しませんので、
会話においては冠詞によってその単複を聞き分けるわけです。
英語のリスニングに慣れている人は冠詞の重要性が変わってきますので要注意です。
上記の例のように明確に性別が分かれている単語は問題ないのですが、
(といっても名詞の性を覚えなければ正しく発音できませんが)
男性女性を両方持つ男女同形単語の場合は、冠詞でそれらを判断する必要も出てきます。




発音については母音もしくは無音のhで始まる名詞の前で「un/des/les」はリエゾンします。
「une」の場合はアンシェヌマン、「la/le」はエリズィオンします。

■リエゾンする例
un avion, des avion les avion(飛行機)
ユナヴィオン、デザヴィオン、レザヴィオン
un hôtel, des hôtel, les hôtel (ホテル)
アノテル、デゾテル、レゾテル
英語のようにつながるだけです


■アンシェヌマンする例
une auto(車), une &eacte;cole(学校)
ユノートー、ユネコル
母音の発音が複合母音になるので注意が必要です。

■エリズィオンする例
l'hôtel(ホテル), l'oranges(オレンジ)
ロテル、ロランジュ

まとめると以下のように聞き分けることになります。
「enfant」こども(男女同形、母音で始まる)を例にすると…
un enfant アナンファン ある男の子
une enfant ユナンファン ある女の子
des enfant デザンファン そこらの子供
l'enfant ランファン (男か女かわからないけど)その子
les enfant レザンファン その子ら

l'enfantは一見「性別が判らなくなるのでは?」というところですが、
前後関係から「un/une」が出てきているので推測可能(なはず)。
普通に「うちの子らは」という言い方をするときにはレザンファンを使います。
もちろん英語の「boy/girl」にあたる「garçon/fille」もありますし。

発音編・特徴的な発音法則

発音編最終回はリエゾン・アンシェヌマン・エリズィオンそれからアクサン記号について。

■リエゾン
 語と語がつながって発音される現象。
 本来発音されない語末の子音字が次の語の母音字もしくはhとつながり一緒に発音される。
 Comment allez-vous? コマンタレブ?
 Vous avez une chambre? ブザレユヌシャンブル?
 C'est une te'le'carte. セテュヌテレカルテ
 C'est un ticket e me'tro. セタンアンチケデュメトロ
 「コメント・アレ・ブ?」とバラバラに覚えているうちはリエゾンはいつまでたっても理解できない。
 そもそも発音しやすいようにつながっている現象なので、
 コマンタレブはコマンタレブ、ブザレはブザレ、とひとつの語だと思って覚えたほうがいい。


■アンシェヌマン
 これもリエゾンと同様、前後の子音と母音がつながる現象。
 リエゾンとの違いは、もとから発音する子音字が、くっついてひとつの語として発音される。
 もとから発音される音なので、リエゾンと比べて聞くのは難しくないが、複合母音字もあるので予想もしない音になることがあるので使いこなすのは、とにかく覚えるしかない。
 Il est japonais? イレジャポネ?
Ils habitent a` Paris? イルザビッタパリ?
 une auto ユノートー
 特に気をつけたいのは「une auto」のように複合母音字でeauの音になること。
 「ユンヌ・オウト」と言っても通じない。
 名詞を覚えるときに性も一緒に覚える癖をつけて、母音で始まる名詞は不定冠詞「un/une/des」,
定冠詞「le/la/les」を一緒にくっつけて覚えてしまうのが良いと思われる。
 結果としては無数にある単語一つ一つと言うより、母音時の組み合わせの音になじんでしまう。
 つまり「ユンヌ・オウト」という音を聞くと『気持ち悪い』と思えるようになってくる、はず。


■エリズィオン
 語末に母音字があり、次の語がさらに母音になるときは「’(アポストロフ)」をつけて省略する。
 Ce+est=C'est セ
 Je te aime.→Je t'aime. ジュテーム
 ただし筆記体ではつなげて書かないらしい。アポストロフで一旦切る。
 エリズィオンについて気をつけるポイントは、
 母音字で始まる動詞と名詞をしっかり意識して覚えておくことだと思う。
 さらにその動詞の前に来る主格や指示代名詞、冠詞など後ろが母音になっているもの、つまり…
 「ce, de,je,la,le,me,te,ne,que,se」が、
 「c',d',j',l',l',m',t'n'qu's'」になることを習慣化してしまえば、
 それほどきついものではない。
 むしろ「ce est」なんて書いてあると気分が悪くなるようになるのに時間はかからない。

■アクサン記号
 ホームページなどで文字化けする原因なので頭が痛いが、
 つづりの一部なので本来書き落としてはいけない。
 文頭や看板など大文字で書くときは落としてもよいが、
 アクサンの有り無しで別の意味になることもあるので注意。
 発音はローマ字読みになると覚えておくと楽(e'→エ)。
 なおこのBlogの中では「e'」のように表記することがあるので許されたし。
 
・アクサンテギュ「’」
 「e'」がアクサン記号の中で最も使う。
 éé

・アクサングラーヴ「‘」
 「e`」と「a`」がよく使われる。
 èè

・アクサンシルコンフレクス「^」
 「a^」ga^teau(ガぁトー)と言った感じに、こころもち長めに母音を伸ばして発音する。
 ââ
 なおフランス語Windows環境では「P」の右隣のキーを押してから母音を押すと入力できる。日本語キーだと「@」。

・トレマ「”」
 「mai"s」ドイツ語のウムラウトと同じ。
 ïï
 フランス語Windows環境では「P」の右隣をシフトを押しながら打ち、その後に母音を打つ。
 なお名前などで「Shirai」を正しく「シライー」と発音させるときは最後のiを「i"」にするとよいらしい。

・セディーユ「c_」(もしくは「c」のまま)
 lec_on ルソン
 cの下にsがついているだけあって、英語の[s]の音にほぼ同じ。
 キーボードにも独自に文字が割り当てられているが、メールなどでセディーユを「c」と表記しても特に問題はない。
 ただし「franc_ois(フランソワ)」をフランコイズと発音したりしないように。
 çç


以上で発音編の基本は終了です。

発音編・その他のはまる子音

子音は複合子音でもルールで覚えたらたいていあってますが、一部はまるものがあるので紹介しておきます。

・「ch」
 [s]シェと発音することが多いのですが、ギリシャ語由来の単語が[k]と発音することもあるそうです。
 orchestre(オーケストラ)はオルケストル。
 間違えやすいのが「ch」をチャと発音してしまうことです。
 chanceは意味的には英語と同じですが「シャンス」です。

・「gn」
 最初はどうやって発音したものか悩んだのが「gn」ですが
 「ニュ」でほぼ問題ないです。ニャニニュネニョ。
 この音がない国から来る人もいるので、ニュを正しく発音するとちょっと喜ばれる。

 というか普通出来ないので、残念がられるというか。

・「h」
 アッシュ。知ってると思いますが、hは発音しません。
 何のためについてるんだか謎ですが、母音として扱うときと子音として扱うときがあります。
 これはフランス語だけじゃなくて欧州の他の国でも発音しない言語はあります。
 日立がイタチ、ヒーローがエロ。
 ハングリーがアングリー、とおもったらこれは仏人英語。空腹はfaim(ファン)。
 
・「th」
 これは間違えやすいです。[t]です。[θ]ではありません。
 中学英語で「thはス(θ)!」といってすりこまれてきているのでなかなか抜けません。

 なお[t]をテと表記するのはちょっと苦しいことがあるので、このBlogでは[t]の発音記号のまま書くことがあります。
 「the^atre=テアトル、the'=テ」で覚えると楽。
 で応用編。「the`me」はテーム(テーマ)。「thym」はタン(ハーブのタイム)。

発音編・Je[3e]

英語でもっとも使う文字は?
スペースとピリオドを抜くと、「I」だそうです。
「J」というのは英語では辞書で「K・J」でくくられてしまうぐらい、単語が少ないんですが、
フランス語の「私」は「Je」なので、実は非常に存在感が多いのが「J」の発音です。


でカタカナで書くと「ジェ」なんですが、これはフランス人に言わせると「d3e」の発音に聞こえるそうです。
というわけで『私は日本人です』という「dJe suis dJaponais.」なんていったときには、
『ミーはおフランスざます』とか言ってるぐらい変な感じに聞こえているに違いない。


「ja」を「dja」にならないように発音するテクニックは、
「ja」を「ジャ」だと思わないことだと思う。
せめて「ぢゃ」だと思って発音するとDの音が入りません。
(つづり的には逆なんですが)