自分のサロンでお客様をお迎えして
夕方からは神戸のカルチャーセンターで
メイクレッスンをしていました。
テレビを見る機会がなく
周りからの情報で地震があったと。
神戸も揺れたよ。
そんな情報しかなかった。
メイクレッスンを終えて
帰宅してテレビを見ると
声を失いました。
そこから私はテレビを
1週間近く見れなくなりました。
と、同時に阪神大震災のことが蘇り
身体が覚えていて
フラッシュバック。
頭痛と吐き気…、、、
私も阪神大震災を経験し、
あの日から、
人生が変わりました。
生き方が変わりました。
自然の力の偉大さ
人はひとりでは生きていけないこと。
人の心の温かさ。
今でも忘れないことがいくつかあります。
その中で、
私は当時勤めていた会社が全壊し
急遽、大阪に引っ越ししたんです。
通勤といえば、
最寄りの駅は阪神間で
一番復興が遅かったところ。
なので、大阪に出るに
電車が動いている駅まで片道1時間半
歩いて通っていました。
ある日、暗闇の中を歩いて帰っていたら
後ろから自転車で
『きーつけて帰りやー』
たわいのない言葉ですが、
疲れ果ててた私には
すごく嬉しい言葉でした。
言葉。
今、カウンセラーとして活動していて
この言葉の大切さを実感しています。
そして、
人との繋がり。
震災はとても辛いものでもありました。
けれど、
そこから学んだことがたくさんあります。
本当に大切なもの。
自分の中にある温かな心
そして、人の心。
震災を経験して
だから今の私の活動があります。
生かされた命を大切にしながら、
自分にできることをしていくこと。
これかも続けていきたと思います。
亡くなられた方々の命も
大切にするためにも
私たち一人一人が
自分の命があることを感謝し
心豊かな人生を送りたいですね。
