タケウチが独断と偏見と浅い知識とインターネット(主にwikipedia)を駆使して大好きな『仮面ライダー』をなんとなくで語るこのシリーズ。
前回の平成ライダー10作品目となった『仮面ライダーディケイド』は『これまでの平成ライダー総復習』とも言える内容で、(一区切りつけにきたね)という感じでした。
そして、新たに平成ライダーの歴史を作っていくべく登場したライダーを今回は紹介したいと思います。
こいつだ！
仮面ライダーW(ダブル)
です。
見て下さい、この見事なセンター分け。
二つを左右で重ねてるわけじゃありません。
これで一人のライダーです。
最初このWを見た時、タケウチの脳裏に浮かんだのは、これです。
その瞬間わかりましたよ。
ははーん、なるほどね。と。
他の人の目は騙せても俺の目は騙せねぇぞと。
さてはこいつ、変態だな！と。
そう思いましたよ。
いやでもあくまで彼は仮面ライダー。
変態なわけないと、マスクに注目しました。
ん？
。。。
なるほど。
やっぱりこいつ変態だな！
決まりだ！次のライダーは変態だ！
はい。変態だとは思いはしませんでしたが、ホント見た目はびっくりしましたね。
なんじゃこりゃ。とは正直思いました。
よく見たらかっこうぃいいいい！！
しかしながらですよ。
綺麗にセンター分けにされたカラーリングに目がいきがちですが、
よくよく見てみると、かっこよくないですか？
マスクなんか『ザ・仮面ライダー』って感じから良い具合に『昆虫臭さ』を省いた無駄のないデザインですし、
体もどこか『仮面ライダーBLACK』を思わせるシンプルでシュッとしたデザイン。
しかも本当に久しぶりに登場したマフラー。
めちゃかっこいい。
Wの前のライダー達は、
・鬼って言い張るやつ
・仮面ライダーなのに電車乗るやつ
・バーコードのやつ
という見た目尖った奴らが多かったですが、
Wの姿はなんか正統派って感じがしますよね！
かっこいいぜ！仮面ライダーW！！
センター分けな訳。
この仮面ライダーW。
実は二人の人間が変身して一人の仮面ライダーになるのです！
左側担当
左 翔太郎
アウトドア派です。
右側担当
フィリップ
インドア派です。
この二人が、
色んな地球の記憶を収めた『ガイアメモリ』と呼ばれるUSBメモリみたいなアイテム(写真で二人が持ってるやつ)を使って仮面ライダーWになるんですねぇ。
こんな感じのやつ。これは『ジョーカーメモリ』。
『切り札の記憶』を宿してます。
ガイアメモリは多数ありまして、一つずつが違う『メモリ』を宿していて、
変身するには二人がそれぞれ違うガイアメモリを専用ベルトに挿入します。
つまりWの状態は、
『二つの能力が半分ずつ組み合わさっている』
わけなんですね。
どうやって変身するかと言いますと、
敵、登場
↓
変身だっ！
↓
フィリップがベルトにガイアメモリを挿入。
↓
フィリップ気絶。
フィリップの意識がベルトを通じて翔太郎と一つに。
↓
左翔太郎がベルトにガイアメモリを挿入。
↓
変身。
ざっくり言うとこんな感じです。
体が一つになるわけではなく、基本的にはフィリップの意識が翔太郎の肉体に宿ると言う形で一つになります。
なのでフィリップの肉体はその間抜け殻状態になります。
二人でかっこよく『変身っ！』
見事に変身完了したWの横でもはや卒倒状態で画面から消えようとするフィリップの肉体。
そのシステムちょっとめんどくさくないですか？
ちなみにフィリップを演じた菅田将暉さんは以前インタビューで、
「"フィリップが気絶するのを子供達が砂場で真似しちゃうんですけど"と言われ困った」
みたいなことを言ってました。
『二人で一つの仮面ライダー』ですから、もうこれはしょうがないね。
3×3=9
この『ザ・W』の状態は、
『サイクロンメモリ』と『ジョーカーメモリ』を組み合わせることで変身する、
『サイクロンジョーカー』と言う形態です。
そして翔太郎とフィリップはそれぞれ3つずつガイアメモリを持っています。
その3本ずつを状況によって使いわけ形態を変え敵とえいこらせいこら組んず解れつ組んず解れつするんですね！
これは『ヒートメモリ』と『メタルメモリ』の組み合わせ、
『ヒートメタル』
これは『ルナメモリ』と『トリガーメモリ』の組み合わせ、
『ルナトリガー』
ということは、二人ともそれぞれ3つずつあるわけですから、
全部で9通りの組み合わせを作ることができるんですね！
気をつけろ！変態が束になって押し寄せてくるぞ！
『フォームチェンジ』をこういう形でやるのは新しいですよね。
Wを知ってる人たちの中では
「私はこの組み合わせが好き」
っていうのがあるんじゃないでしょうか。
タケウチのオススメは『ルナメタル』です。
みてわかる通り『ルナメモリ』は自分の肉体・武器の形状をゴムみたいに自由に形を変化させることができます。
この能力で『メタルメモリ』の専用の棒状の武器をムチみたいにグニャグニャにし、
敵をしばき倒します。
基本的には左側は身体能力・武器を決定し、
右側は性質・属性を決定します。
この組み合わせなんですね。
安くて量の多い定食屋の定食みたいだね。
エビフライハンバーグみたいな。
エビフライウィンナーみたいな。
焼肉ハンバーグみたいな。
はい。
真の変態はセンターに潜む
この定食セットライダー・Wにももちろん最終形態があります。
おっし、いっちょあれになるか！と色々やると、
センターラインが光輝き、Wが自らの手でそれを両側に開いていきます。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ！こりゃなんじゃぁぁぁぁぁ！どうなるんだ！！」
と思ったタケウチの眼前に現れたのはWの最終形態
『サイクロンジョーカーエクストリーム』
です！
ん？んん？んーーーーーーー？
返せ！あのかっこいいWを返せこのやろう！
わけ分かんねぇよ！なんともコメントしづらい感じになっちゃたなおい！
と、思ったんですが、
これがまたスルメフォームでね。
見れば見るほどかっこよさに気づいていくんですよね。
(あいつ、うっとしくて邪魔くさい男だなって思ってたのになんでだろう。気づいたら目で追いかけちゃってる…やだ…これって…私もしかして…)
の状態です。
いいんですよ、最初は受け入れることができなくても。
むしろそういう方がクルっとそれが変わった時により強い思いになるわけです。
Wってなんかそんな存在でした。
仮面ライダーW、かっこよし！！
ということで今回は、
『二つの違うキャラクターを組み合わせて戦うライダー 仮面ライダーW 編』
をお送りしました。
『四人の違うキャラクターが組み合ってるんだかバラバラなんだか分かんない状態で戦うバンド フラチナリズム』
がお送りする、『売れフェス』。
そのSEASON２が10/28より、いよいよ開始です。
次回は、
『真の変態は上中下で分ける。 - 仮面ライダーオーズ 編』
をお送りします！
次回も、
へーんしんっ！！