神の國出雲☆熊野大社〜火を継ぐ社〜 | ゆだぽんの♬虹色オーラ♬ブログ

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お寺や神社巡りで感じた事や、不思議な話・オーラについて…などなど書いています。

10月14日(金)〜16日(日)
歴史作家『関裕二』先生
〜神の國出雲ツアー〜

2日目の最後に訪れたのは
聖なる火を鑽りだすこちらの神社さんです




『熊野大社』

出雲国一之宮


ご祭神

伊邪那伎日真名子加夫呂伎熊野大神櫛御気野命

(須佐之男命の別名であるとされる)



☆随神門



火の発祥の神社として「日本火出初之社(ひのもとひでぞめのやしろ)」とも称され、出雲大社とともに出雲国一宮であり、出雲国造本来の奉斎社で意宇六社の一つに数えられています。



☆拝殿



熊野大社は、本来は現在地よりさらに奥深い天狗山の磐座に祀られていた神を、麓に社殿を建ててお迎えしたのが興りであるといいます。



☆舞殿



 鑽火殿



熊野大社と出雲大社の深い絆を示す特異な神事「鑽火祭」が行われるのがこの鑽火殿です。

出雲大社で行われる「古伝新嘗祭」で神火をおこすために使用する燧臼と燧杵を受け取りに、出雲国造自ら熊野大社に参向します。古伝新嘗祭では相嘗の儀式(神と共食する儀式)の食事は神聖な火で料理しなければはらないため、すべてこの時に熊野大社から授かった火鑽りの神器で鑽ります。





面白いのが鑽火祭の「亀太夫神事」と呼ばれる火鑽りの神器を授け渡す儀式で、出雲大社の神職がお供えにと持参した神餅を差し出すのですが、受け取りに立った亀太夫という熊野大社の社人が、この餅についてひとしきり文句を言い立てた後、ようやく矛を収めて餅を受け取り、祭壇から持って降りた燧臼と燧杵を出雲大社の神職に渡します。


もちろん単なる悪口ではなく、神様へのお供え物の神餅なのでよくよく吟味しなければならない、ということですね。


神事の後の直会の席で、出雲大社の方が

「神事といっても腹が立った」

とおっしゃったこともあるのだとか。


私は知識だけで実際に見たことがないので、一体どのように行われるのか興味しんしんです♪



☆伊邪那美神社



☆稲田神社



☆熊野稲荷神社



☆荒神社



☆夫婦和合 連理の榊と歌碑



ところでこちらの苔むした石(名前分かんない)。。。

なんでも“ビリビリ”するとのことで、ツアーでご一緒の皆様方が手をかざしていました。


私もやってみましたが、少し温かいなぁという程度でした。ビリビリきた人もいらしたようですが…





☆さざれ石



☆御朱印



聖なる火の起源は国譲り神話に描かれています。

天日隅宮では神前に献じる食物を調えるため、海布(め)と呼ぶ海藻の茎を刈り取って燧臼を作り、海摹(こも)と呼ばれる海藻の茎で燧杵を作り、その上で火を鑽り出したと伝えられます🔥


熊野大社の神火は、出雲国葬の代替わりに際して行われる「火継式」にも深く関わります。





聖なる神火を鑽り出す熊野大社⛩

参拝できて感無量でございました✨





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